viva cinema

大島渚が亡くなった

BeauMale
2013.1.17

今渋谷でゴダールの特集をやっていて昨日はそれを三本は見られるので出掛ける山手線の内部の TV モニターで大島監督が亡くなったという報に接した.大島渚についてはここで昨年の四月に「マックス、モン・アムール」の事を書いたのだが出掛ける前にこのページに猛烈なアクセスがあって一体何事なのだろうとアクセスログを見ても機械が送りつけているという様子がないので攻撃されているとは思わなかったものの変な現象と思っていたらこのニュースである.大島渚の最後に観た作品は「御法度 (1999)」で、これはその前の作品「マックス、モン・アムール (1986)」から十三年後の作品で、次回作もそろそろ出るのだろうと思っていたのでこれはショックであった.ゴダール作品を終わってから同じく見に行っていた映画学校の友人たちと大島渚の映画の話をした.まああれが良かったこれは苦手だあの映画のこのショットは憶えているかといった話である.

昨年は若松 孝二監督が亡くなり次回作と言われていた「千年の愉楽」は撮らずじまいだったらしく、いつでも次回作が出ると思っている監督がいきなり姿を消すということはもう新しい映画はないのだと毎回訃報に接する度に感じると喪失感は例えようもない.

昨年の四月の末に他に「御法度」のことをちょっと書いたが短くここに載せないでいた文章があったので以下載せておく.ただどんな粗筋の映画かをちらっと書いただけのものである.この映画は滅法面白く次回作を待ち望ませるに充分な作品であった.


昨晩(2012.4.26)はは大島渚の「御法度」を観たけれどこれは非情に面白い映画である.唯々物語の面白さと役者の巧さに埋没してみていた.最初の写真はビートたけしの土方才蔵.北野映画のように強面であるが何処か愛嬌があって非常によい.次が美青年の剣士で、松田龍平という初めて観る役者が演じているが、話し方の幼さとは違ってこの妖艶さは人が何人も死ぬ.次は近藤勇の崔洋一で、この人物は一体何を考えているのかの理解不能性が良く出ている.新撰組が新しく人を集めるそのテストを武田真治の沖田総司が剣術で行うのだが、松田龍平の美青年と浅野忠信の剣客が合格して、テストの後近藤の部屋に呼ばれて合格の旨が告げられ幾つかの質問がなされる.背中はビートたけしの土方才蔵.美青年の蒲団に浅野忠信が潜り込み剣を抜かれるのだが...最後は、武田真治の沖田総司とビートたけしの土方才蔵.沖田総司が誰よりも覚めているのが面白い.

御法度 Hosted by Picasa

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