viva cinema

エルンスト・ルビッチの「ニノチカ」

BeauMale
2012.9.7

エルンスト・ルビッチの「ニノチカ Ninotchka (1939)」である.この映画で筆者は始めてエルンスト・ルビッチを観たのである.昔グレタ・ガルボ特集というのをやっていて何本あったか、トーキーになってからのものばかりでグレタ・ガルボの主演する映画ばかりを上映するという特集であった.「クリスチナ女王 (1933)」、「アンナ・カレニナ (1935)」、「椿姫 (1937)」、「ニノチカ (1939)」を観たと思う.ジョージ・キューカーの「椿姫」はジョン・ヒューストンの「アニー」の中で出て来て大いに感動した.「クリスチナ女王」は哲学者のデカルトが登場したと思っていたがこの DVD では滞在中だという話は出るが全く登場しない.昔観たときと違っていると云うことが DVD ではよくあるがこれは記憶違いなのあろうか?

Ninotchka Trailer
ouTube - clip from the movie ninotchka


出だしにパリが表示され、字幕で恋の始まりを現す時代のパリだと云ったことが出る.

Ninotchka Hosted by Picasa

パリの大きな豪華なホテルに如何にもこのホテルには不向きな男が入ってきて見回して支配人が近づくと何でもないと云って出て行く.

Ninotchka Hosted by Picasa

また続いてこの男が前の男と同様に辺りを見回しては出て行ってしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

次の男は回転ドアから出さいせずに二周してそのまま出て行ってしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

ホテルの外で三人はここにしようと嬉しそうに話すが一人だけ反対する.三人はソ連の革命の同士で政府から使わされたのである.安ホテルにいたがこの豪奢なホテルに移ろうかという所である.

Ninotchka Hosted by Picasa

反対する同士は政府指定のホテルでないとシベリア送りだと云うと他の同士は、安ホテル送りも同じだという.レーニンが生きていたら、ここはパリだ、ボルショヴィキたるもの、お湯の出る水道の栓を捻って冷水が出るような宿に泊まるのかと云うだろうと云えば、反対した同士もレーニンには逆らえないといってこのホテルに移ることにする.

Ninotchka Hosted by Picasa

更に宝石を持ってきていてそれを仕舞う金庫は特別室にしかないため特別室に宿泊と決める.彼らは商務省の役人で貴族達から没収した宝石を売りに来たのである.そして早速宝石商と話しスワナ大公妃の宝石もあるということを話す.

Ninotchka Hosted by Picasa

それを客室係をしているが貧乏な亡命貴族の伯爵である男が聞き耳を立てている.

Ninotchka Hosted by Picasa

ここはスワナ大公妃(アイナ・クレアー)の屋敷である.彼女は金持ちのロシアからの亡命貴族である.一緒にいる男はレオン伯爵(メルヴィン・ダグラス)で彼女の財産の管理をまかされている.

Ninotchka Hosted by Picasa

そこにホテルで客室係のあの男が大公妃の宝石をソヴィエト政府がパリに売りに来ているとご注進する.

Ninotchka Hosted by Picasa

三人の同士の許に宝石商がやってきたが商談は中々進まない.

Ninotchka Hosted by Picasa

そこに、さっき大公妃の許にいたレオンがやってきて大公妃は裁判に宝石の件を訴えるつもりだ.それに対して同士は宝石は合法的に没収したものだと云うが、ここはパリで裁判官も陪審員もフランス人で大公妃は頗る美人だから誰が勝つか明らかだろう.私に何も任せろと云って豪勢な食事をして三人をすっかり丸め込んでしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

商務省に電報を打ってやると長官の名前を訊くと三人の同士はその長官は嫌な奴でねあなたの方が余程良い人間だと電文を書いて貰う.電文は宝石の売って折半しないと元も子もなくなるという提案である.

Ninotchka Hosted by Picasa

その電報に本国から折り返し返事が来た.特命大使を送るから三人はお役ご免で大使の命に従えというものだった.三人は慌ててホテルの特別室は大使のものにして自分たちはもっと安い部屋に移り駅まで大使を迎えに行く.

Ninotchka Hosted by Picasa

特命大使として赴任してきたのはこの女性である.ニノチカ(グレタ・ガルボ)である.

Ninotchka Hosted by Picasa

にこりともしないこの特命大使ニノチカをホテルの特別室に連れて来て彼女の第一声は私はどの部分だというものであった.本国と違ってこれで一部屋だという説明に彼女は部屋代を聞く.その部屋代で一週間宿泊すれば牛が七頭買える.レーニンに顔向けできないという.

Ninotchka Hosted by Picasa

そしてあの電報には失望したと彼女は早速仕事を始める.弁護士と話したいという彼女に大公妃の代理人と直接交渉だと三人は答える.同じ過ちを犯さないようやり方を変えると彼女.

Ninotchka Hosted by Picasa

我々の任務は宝石を売ると云うことだけではなく来年の凶作に備えてトラックターを買う外貨が必要なのだ.大公妃が五十パーセント持って行ったら国民がその分飢えるのだと三人の同士は説教される.

Ninotchka Hosted by Picasa

三人にはすかさず仕事を命じる.一人にはパリ第一の弁護士を雇えという命令、もう一人には図書館で財産権に関する民法を調べさせ、残りの一人にはパリの街の詳しい地図を用意しろと云う.彼女はその間優れたた公共施設を調べるという.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカがホテルを出て道路を横断するが半分まで渡ってこのような場所で先を渡れずに立ち止まっていると偶然に大公妃の代理人レオンがいた.二人は未だ互いを知らない.

Ninotchka Hosted by Picasa

彼女はレオンに先を渡るのはどうするのかを尋ねる.レオンは奇妙な質問だと思うが警官が笛を吹くのでその時渡ると教える.彼女はその間隔はどのくらいなのかと詳しく聞くがそんなこと意識したことのないレオンは答えられない.ニノチカが地図を取りだして見ているのでレオンは何処に行きたいのか訊くと彼女はエッフェル塔だという.レオンは彼女の指を取って地図上のエッフェル塔の位置に彼女の指でささせ、これが礼儀だという.夜景を楽しむのかというレオンの問いに彼女は技術的興味だと答える.それは生憎飛び降りの名所だとレオンが言えば彼女は落下時間を尋ねてくる.彼女はレオンに口説いているのかと相手の意図は直ぐに見破ってしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

エッフェル塔について彼女は係員に台座の正確な面積を尋ねたりするところにそうした資料を用意したレオンも来ていて読み上げる.その後彼女は徒歩で階段を展望台まで登っているところをレオンはエレベーターで追いついて望遠鏡でここを見てくれと自分の家を彼女に見せ、彼女が何の変哲もない家だというと、そこの家に住む人間の心の中を見てくれという.あなたの家かと彼女は訊いてそうだと答えると誘っているのかと彼女.レオンは滅相もないというと彼女は来るなと云うことかと言い返す.彼は来てくれるなら大歓迎だというので、彼女は良い研究対象だから行くという.

Ninotchka Hosted by Picasa

レオンの家に入ると執事が出迎えるが彼女はこんな悲しそうな顔をした年寄りを働かせてと、鞭で打たれるのかと執事に尋ねもう休むように彼を労る.

Ninotchka Hosted by Picasa

一体二人はどういう会話を続けるのだろうかと思う場面である.何でも良いから研究してくれというレオンの言葉で彼女はあなたから始めるという.彼の職業を聞くと彼はこれといった仕事のない男である.彼女は本国にはいない人種だという.彼は自分の容姿をどう思うか尋ねると彼女は不快感はない角膜が良いと言った言い方をする.彼が君が好きになってきたと云うが彼女はそれは間違えだという.愛とは化学反応で起こるものだと云う.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカが自然の衝動の存在は認めるというのでレオンはどうやったらその衝動を君に起こさせるかと云えば彼女は科学的には既に共鳴しているという.彼が彼女の名を二度ニノチカ、ニノチカと繰り返せば彼女は名前を二度繰り返したとそのことを指摘する.彼は古くさいブルジョワだけどというと、彼女は心配しなくて良い、私は農村に生まれたが農業を次ぐのを拒絶して軍隊に入り負傷もした.傷跡を見たいかと彼女、レオンは思わぬ展開に是非といって近づいてくる.彼女は髪の毛をさっと掻き上げ俯いた姿勢で首の後ろの部分を見せる.この辺りからレオンはもう彼女に夢中である.

Ninotchka Hosted by Picasa

彼は彼女に愛の言葉を喋り続けると彼女はそれに呆れた様子でお喋りだという.

Ninotchka Hosted by Picasa

そこでレオンはいきなり口吻をする.彼女は抵抗せずにされるままになっている.彼が離れると彼女は心地よいもう一度と再度の口吻を求め、彼が求めに応じるが彼女は無表情の同じ調子の言葉で有難うと答える.

Ninotchka Hosted by Picasa

二度目が終わると今度は彼女の方から彼に口吻する.そこに電話が掛かってくる.彼は出たがらないのを緊急の要件かも知れないから出るようにと云われて嫌々出るとそれは、ニノチカの部下の同士からであった.特命大使が来たので交渉は打ち切りだという.レオンはその特命大使と直に交渉するから名前を教えろと云ってそれをメモして綴りを訊いてるとニノチカがさっと自分の名を書いてやる.そして彼女は今後は弁護士を通して話をする.あなたは敵なのだからと出て行ってしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカはタクシーの運転手に昼ご飯はあなたたちは何処で食べるのか訊いてそこは労働者専用だと云われるがそこに行く.彼女にとって食事はカロリーの問題なのである.レオンはホテルの前で見張っていて彼女の後をつけて隣の席に着く.ニノチカは彼を無視している.

Ninotchka Hosted by Picasa

レストランのオーナーが色々メニューを勧めるが彼女は食事には興味はないというのを聞いて、レオンは彼女にそういう態度はどれほどオーナーを傷つけるか解らないのか、コンサートに行って音楽には興味ないというのと同じことだと云って話の切っ掛けとする.彼女は私の後をつけるなと云うだけだが、つけて等いない、ここはなじみの店だと嘘をつき、廻りの労働者に挨拶してみせるが嘘は直ぐばれてしまう.彼は彼女にもっと人間的になれと笑い話を色々するが廻りの労働者が大笑いしても彼女はにこりともしない.

Ninotchka Hosted by Picasa

余りにも頑固な彼女に自分の席に戻ろうとしてテーブルに手をついた瞬間にテーブルがひっくり返ってしまって廻りの大笑いを誘うばかりではなくニノチカははじけるように笑いを発する.

Ninotchka Hosted by Picasa

皆の笑いものになったレオンは憮然として笑い転げる彼女の隣に腰を下ろすと彼自身もその自分がおかしいと感じたのであろう大笑いする.

Ninotchka Hosted by Picasa

笑いはその場に留まらなかった.ニノチカと三人の同士は二人の弁護士から訴訟の進行についての説明を受けている最中に彼女はいきなり笑いだしてしまう.

Ninotchka Hosted by Picasa

これには弁護士も三人の同士も吃驚でどうして良いか解らない.彼女はつい思い出し笑いをしと一同に謝罪する.それも笑いながらである.

Ninotchka Hosted by Picasa

弁護士は説明を終えて話をちゃんと聞いていたのだろうかと訝りながらも退席すると、ニノチカは窓に寄ってそれを大きく開き、畏まって従う同士達にあの鳥を見ろといって、窓の外が映されるわけではないが、国にいるときはツバメが暖かい国に云ってしまうのが悲しかったが、理想はなくても外の世界は暖かいのだと解ったという.

Ninotchka Hosted by Picasa

同士達に小遣いを渡し外に行かせ彼女は部屋に鍵を掛け何をするのかと思ったらこの帽子を取り出し鏡の前で被るのである.彼女が最初ホテルに着いたときこの同じ帽子が展じられているのを見てあれは何かと尋ねた帽子、こんなものを被る文化は滅びるrと云った帽子である.

Ninotchka Hosted by Picasa

笑いはニノチカばかりではなくレオンにも変化を与えていた.あの執事が言うには彼はベッドメイキングを自分でするしマルクスの「資本論」さえも読んでいる.レオンは執事に私との不平等が憎いだろうと云うが、彼は全く恨みなど抱いていない、給料が二月遅れていても何の恨みはありませんと答える.レオンの財政状況はそんなに良いものではないようである.大公妃にたかって生活しているようなのだ.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカはあの帽子に服まで新調してレオンの許に現れた.彼女は如何にも恥ずかしいといった風情で入って来る.彼女は先日初めて来たときに見た机の上の額入りの女性の写真が無いがどうしたか尋ねると彼は抽斗からそれを取りだしてみせる.写真の主は大公妃であった.

Ninotchka Hosted by Picasa

そして二人は抱き合うのである.

Ninotchka Hosted by Picasa

ある高級レストランはレオンが予約したら大公妃に連絡するようになっていて、その通りの連絡で大公妃は数人の友人達とレストランに来てレオンが熱を上げているロシアの特命大使という女はどんな奴かを品定めしようというのである.そこに彼がやってきて連れの女性を見ると大公妃の顔から笑顔が消えていく.

Ninotchka Hosted by Picasa

イヴニングドレス姿で現れたニノチカの美しさに大公妃は驚いたのである.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカは初めて飲むシャンパンをレオンに振る舞われているところに大公妃人がやってきて最初はニノチカを無視して二人で昔話に花を咲かせ、やっとニノチカの存在に気付いたかのように、私達の関係は今度の裁判でそれが終われば全てが終わると、もうお前はロシアに戻るしかないのだと仄めかせて嫌みをいっていく.

Ninotchka Hosted by Picasa

嫌みを言われニノチカはシャンパンを飲み過ぎホテルの部屋に送って貰ったときは足下もふらふらしている.金庫を開けて中味をレオンに見せさえする.

Ninotchka Hosted by Picasa

レオンはこれは君にこそ相応しいと公妃のティアラをニノチカの頭に載せる.酔っ払って彼女は世界中の同士に向けて恋の革命が起きたことを演説し始めるが、レオンは彼女をソファーにそのままの格好で寝かせて帰って行く.

Ninotchka Hosted by Picasa

彼女がホテルに着いたとき真っ先にトランクから取り出したのはレーニンの肖像であるが横になったまま、その肖像に向かってレーニンのお父さん笑ってよと云うとレーニンは微笑むのである.

Ninotchka Hosted by Picasa

翌朝大公妃がいきなり部屋に入ってきて彼女は目を覚ます.そして昨晩頭に着けたティアラを探るが何処にもない.慌てて金庫に行くと開いたままで中は蛻の殻である.大公妃に返さないと警察を呼ぶと云うが家に代々伝わるものだから警察には手出しが出来ないとそんなことでは堪えない.ところが大公妃が提案をしてきた.彼女は宝石など惜しくもないようである.ニノチカが即刻パリを離れてロシアに帰ることが返す条件であった.彼女はレオンを取り戻したいのだ.

Ninotchka Hosted by Picasa

レオンが大公妃の許を訪れた.彼は大公妃がニノチカに何をしたかを知らない.レオンはニノチカに本気で恋をしていることを打ち明けると、彼女はこともなげに彼女はロシアに帰ったと云う.かれは慌ててソ連政府の旅券を取りに行くが伯爵のような貴族がソ連に入国できるはずはない.

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカは三人の同士と共に機上の人となっている.出てくる言葉はパリを懐かしむことばかりである.

Ninotchka Hosted by Picasa

これはモスクワのメイデイの行列である.スターリンの肖像画ここかしこに掲げられている.

Ninotchka Hosted by Picasa

そんな行列にニノチカも参加している.

Ninotchka Hosted by Picasa

そんなある時彼女は三人組を招いてご馳走する.彼女の相部屋のチェリストから何をご馳走するのか訊かれ、オムレツだと答えると随分豪勢だと云われるが、各自が自分の配給の卵を一つ一つ持ち寄ってのオムレツである.そして三人がやってきてオムレツを食べ楽器を演奏してパリを懐かしむが、ニノチカの部屋は三人の相部屋であるしトイレに行くのに皆この部屋を通っていく.滅多なことは口に出せずひそひそ話をしなくてはならない.

Ninotchka Hosted by Picasa

その中相部屋の住人が一人戻ってきてカーテンは閉めるがうがいの音が盛大にしてそれからは大きな鼾が聞こえてくる.四人ともパリとの生活の違いの惨めさに元気を無くして来た.ニノチカは前を向いて生きなくては駄目だと励ますが現実は厳しいのである.

Ninotchka Hosted by Picasa

そこにニノチカに郵便が来た.レオンからであった.三人とも嬉しくて彼女が開くのを待つが私信であることに気付き見ないようにする.所が嬉しいはずのニノチカががっかりしてその手紙を三人組に渡す.

Ninotchka Hosted by Picasa

手紙は検閲され最初と最後の行以外は全て塗りつぶされ検閲済みの判が押されている.

Ninotchka Hosted by Picasa

この映画についてここまで一度もショットがどうのということを書かなかったが、ルビッチのように自由自在の監督は書きにくいのである.話しが面白すぎてショットを追いかける暇がないといった所である.扨このシーンは最初雪が盛大に降る景色が映りキャメラが引くと窓の中から取っていることが解り、

Ninotchka Hosted by Picasa

更にキャメラが引くと商務省の長官が執務をしている場面だと解る.勿論この人物は初めての登場でこの時解るわけではなくノットの音でカットされて、

Ninotchka Hosted by Picasa

ニノチカが書類を持って長官と呼び掛けるので解るのである.

Ninotchka Hosted by Picasa

長官は最初ニノチカの仕事振りを見て滞りなくやってあるので満足するが、次に話題を変えて、あの三人組に会っているかを尋ねるがニノチカは会っていないという.長官は毛皮を売りにあの三人をコンスタンチノープルに派遣したのだが半年経っても一枚も売れていない.それどころか色々悪い噂が報告されている.カーペットが魔法の絨毯になって空を飛べないと文句をつけたりもしているという報告さえある.君に行って監督して貰いたいという要請である.ニノチカは即座にそれを断る.また海外に行ったら自信が無い.信念を貫けずに負けそうだから派遣しないでくれと懇願するが、これは命令だの一言で行く事になる.

Ninotchka Hosted by Picasa

コンスタンチノープルの空港では三人組がパリの時とは違って自信たっぷりに山高帽を被り正装姿で大きな花束で迎えてくれた.

Ninotchka Hosted by Picasa

ホテルについて、勿論ホテルも最上の部屋で、彼らはニノチカのいうことなんか聞きはしない.

Ninotchka Hosted by Picasa

三人でロシア料理の店を始めたと云っている.長官にあなたたちの素行を報告しなければならないが余り羽目を外すと庇いきれないと云っても彼らは平気な顔をしている.それを見てニノチカは彼らだけでこんなこと出来るわけはないと気付き黒幕は何処にいるのか尋ねると三人はにやにやして何処だろう、テラスかなと惚けている.

Ninotchka Hosted by Picasa

そこまで訊けばニノチカは彼がいるともう確信して何処にいると辺りを見回した.するとレオンがすっと現れた.

Ninotchka Hosted by Picasa

レオンは手紙は殆ど戻ってくるし、ソ連政府の旅券掛かりとは喧嘩してしまったしというと、届いた手紙も愛するニノチカレオンよりしか読めないと笑い出す.レオンはもうこれしかないとこうしたのだと詫びて二人は手を取り合って再開を歓び、もう一画面、三人組の店の名前に自分の名が入っていないと除外された一人が外でプラカードを持って抗議するところで映画は終わる.

Ninotchka Hosted by Picasa

映画によってショットが気になりそれについて書きたくなる映画と、ただ物語を追っていくという映画があるがこの映画は後者である.素晴らしい映画はどちらもその素晴らしさに変わらないがその違いは何処にあるのかと思う.イーストウッドの映画は筆者にとっては常に後者で何時も粗筋しか書けない.ルビッチの映画は映画によって違う.単にお前がショットを観る眼がないのだと云われればその通りかも知れない.

top