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「チェンジリング」を観たが粗筋しか書けない

BeauMale
2011.9.26

昨日見た映画はクリント・イーストウッドの「チェンジリング(2008)」で「グラン・トリノ (2008)」と同じ年に作られている.「グラン・トリノ」は劇場で見ているけれども「チェンジリング」は観ておらず DVD で初めて観た.最初白黒でユニヴァーサルと出て、イーストウッドの映画はいつもワーナーブラザーズなのでへーと思い白黒というのも驚いた.併しアールデコ時代の街並みが白黒で映し出されたかと思ったら徐々にカラーになった.なんだかこの映画の色彩は黒が深くて茶系統が強い今までのとは違う感じを受ける.昔の映画は制作配給会社が違えばその違いがはっきり分かるけれどもハリウッドでは今でもそうなのだろうか?この映画は ゴードン・ノースコット事件 をそのまま登場人物を実名で使っているものだと後で知った.

扨、見始めたけれどもこのイーストウッドの映画も他と同様に捉えようがない.もう話に引きずられるばかりである.イーストウッド本人は登場しない.子供を浚われる女性をアンジェリーナ・ジョリーが演じていて、夕方通りをいなくなった息子を捜し回っているところ、男の子達が遊ぶ声が聞こえて、やっと息子がいたのだと一瞬嬉しさで顔がほころび掛けると顔に明が射すところである.それがとても気付かないほどに自然に行われる.

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結局息子は見つからずに警察に捜索を依頼することになる.そのロスアンジェルス警察の腐敗堕落告発している牧師がいるのであるが説教台からその話をしていてこの話と子供の失踪事件とどう結びつくのかがこの段階では解らない.

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数ヶ月後に子供が見つかったという知らせで、駅に向かいに行くが母親はそれは違う子で息子ではないと主張するが警察は時が経っているからそう思うだけだといって取り合わない.背丈を測った印があるのでその子を計ってみたがずっと低くなっている.そこに例の牧師接近してきて、知恵を授ける.歯医者に行って息子とは違うと証明して貰い、学校に行ってこれは本人とは違うと担任の教師に証明して貰う.それらの証拠を持って記者会見して訴えたら警察の反撃が凄まじい.結局子供の世話が嫌で嘘をつき気が狂っているという話にして精神病院に入れてしまう.そこには同じように警察に反撥して入れられている人間が何人もいて、彼女も見つかったのが自分の息子で、警察には逆らわないという書面にサインしないい限り出site貰えないが、彼女は拒絶する.強く逆らえば電気ショックである.

カナダからの不法移民として捕まった少年が強制送還の直前に捕まえた刑事と話がしたいと云って話すと、それが大変な話で彼のいた従兄弟の農場で従兄弟がこれまで二十人もの子供を浚ってきては殺害して彼自身もその手伝いをやらされたと告白する.刑事は行方不明子供達の顔写真を見せると何枚も殺したという子供と認定する.その中にアンジェリーナ・ジョリーの息子もいた.アンジェリーナ・ジョリーの息子の話は新聞で話題になっているので刑事は握りつぶされないように独自に捜査をして死体を発見して真実と解る.

この発表で牧師達は勢いづいて、彼女を救い出し、他の同様にして入れられた女達も救い出す.警察も告訴して犯人の児童大量殺人犯も捕まって警察はトップも間違った子供を捜し出して彼女を精神病院に監禁した警部も首になる.殺された子供達の遺体からは本人が解らないものがあり、捕まった少年の証言から、逃げた少年が三人いたと云うことを聞いている.彼女はだからまだ諦められない.

下の写真でこの画面はまた彼女が檻に入れられるのはどうしてかと思われるが、逆なのである、犯人の男は死刑が宣告され執行の前日に彼女に会いたいと言ってくる.所が男は話すのは止めたと云って彼女が詰め寄るが何も話そうとはせず、看守が死刑囚を連れ出した後に残された彼女を監獄の内側から撮ったものである.まるで彼女が収監されているように撮るというのは彼女が解放されていないと云うことを表現したかったのであろうか.

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以下は死刑執行の当日である.最初死刑台と集まった人々が映し出される.彼女もその中にいる.

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死刑囚が階段を下りてくる.その時天井が映っていた.

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降りた後はまた十三階段を上らされて、黒い布を被らされて首に縄を掛けられ、最後まで映すのだろうかと思っていたら、

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首に縄の掛けられた状態の上のショットのまま係官達が遠ざかると床が落ちてショットが替わりつり下げられる全身が映され足が動いているのが止まるまで映された.

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暫くしたある日、同じく息子を浚われた女性から見つかったという知らせて来て、彼女も警察まで同行する.マジックミラー越しに見つかったという少年を尋問しているところを見る.逃げた三人の一人でその中にアンジェリーナ・ジョリーの息子の名前が出てきた.息子が逃げ出すときこの少年の足が挟まったのを引き返して助けてくれた、三人はばらばらに逃げてこの少年は逃げおおせたが後の二人の安否は知らないという.少年の両親は間違いなく息子だと尋問室に駆け込んで行く.そして残った彼女の頬には涙が光る.

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彼女の最後の言葉は希望が見つかったと云うところで映画は終わる.本当にイーストウッドの映画は何の分析も出来ずただ観るだけである.

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