Mozilla Firefox Thunderbird の拡張あれこれ - MEMO
Permanent Links(2006年3月)

MEMO ■ ■ ■ ■ MEMO ■ ■ ■ ■

06/03 ■(3/31b) Apple 設立30年

なのだそうです.筆者はずっとWindows ユーザーで Apple のことなんてどうでも良いのですがずっと以前に書いたように Mac を買い損ねた経験があってそのトラウマか何となくいつも気になるのです.で、Apple 関係の記事が2本あったのでリンクだけ貼っておきます.

06/03 ■(3/31) 企業内でのブラウザは?

いつも Firefox 万歳の記事ばかり紹介していますが偶には IE がよいというのも載せておきましょう.あまりそういうのは目にしたことありませんが.DegitalGrabber.com - Firefox versus Internet Explorer in a Corporate Network では企業内のブラウザとして使うには Firefox と IE とどちらがよいかを論じています.
3ページに渡る長いものなので本当に簡単に要約だけです.

「2年前にも同じ設問を立ててみたがその時の結論は問題なく IE であった.では今の時点ではどうであろうか.今では Firefox は完全に IE の対抗馬の位置にある.しかし熟慮の末であるが今回も IE を選ばざるを得ない.私自身は Firefox のファンであるし Firefox を常用している.しかし問題は個人の使用ではなく企業、特に企業内ネットワークの大きい企業では IE を選ばざるを得ないのだ.

セキュリティーに関して Firefox であろうと IE であろうとバグはつき物で問題は対応の速さでその点 Firefox の方が勝っていると言われていることは充分承知しているが、大規模ネットワークの場合一斉に全ての機械にパッチを当てると言うことの方が重要なのだ.Firefox は個人で使うなら申し分ないと言うことは確かだが大規模ネットワークは話が別なのだ.
ネットワークだと一般のユーザーはパッチ一つもインストール出来ないと言うのが当たり前なのだ.もし管理者権限があるのならマイクロソフトはフリーの管理ソフト WSUS (Windows Software Update Services) というのを提供しているのを知っているであろう.サードパーティーがそういったものを Firefox 用に出してはいるものの管理者としては WSUS で IE にパッチを当てる方がずっと簡単で速く行える.

もう一つ理由を挙げると多くのデスクトップ・アプリケーションが IE でしか表示出来ないようになっていることだ.これらのアプリケーションを無視することは出来ない.

結局の所 IE を選んだのは Windows と統合されているという現時点の話で、システムが Linux や Mac OS ならその限りではない.近い将来 Firefox ADM の様なオープンソースのネットワーク管理のプロジェクトがもっと発展する可能性もある.いずれにせよ私個人はずっと Firefox のファンであり続けるであろう.」

大規模なネットワークの中にいたり勿論管理をしたこともないのでそうですかと話を聞くしかありませんが.デスクトップ・アプリケーションの話は Web サイトで IE 専用というのが段々減っていのと同じに減っていくのは目に見えていることであまり理由にはならないと思います.そういうネットワークの中にいると拡張一つインストール出来ないのでしたっけ.プロファイルもブックマーク中央の一つで勝手に何も出来ない何てことになっているのかも知れません.何だか個人個人を尊重しようと言う時代の流れに逆らっている世界ですね.社会の一元化/多様性、囲い込みのデファクトスタンダード/社会的標準、といった対立軸に IE/Firefox も加わる議論です.

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06/03 ■(3/30b) フィッシング対策

ITmedis エンタープライズ 「Webサイト利用者を詐欺から守るポイント」 で例えば Firefox だとアドレスバーが黄色くなって鍵のマークの出る https のサイトのこととか、鍵をクリックすると認証局などの情報が出ることなどフィッイング対策を纏めた記事が載っています.こうしたことに詳しくない人は3ページありますが是非一読を勧めます.

この3ページ目の最後に「詳細は未定ながら Firefox 2 も同様に、フィッシング対策機能を提供する計画という。」とありますが Firefox 1.5 だと Google Safe Browsing という拡張を入れることでブラックリストに載っているフィッシングサイトに行くと警告が出るようになっています.筆者もインストールしてありますが実際にはそういうサイトに行き当たったことがないので警告は見たことありません.配布元のサイトにスクリーンショットがあります.

Mozilla Links 日本語版 「 Google Safe Browsing で安全な Web を」2006/03/28 を読むと Firefox 2 からはこの Google の拡張が本体に組み込まれる(これをベースにして)フィッシング対策を施すと書いてあります.

06/03 ■(3/30) 稼いだお金の使い道

先日「(3/26) お金をどうしよう」で紹介した Mitchell Baker のブログ、筆者はとても感動したのですが、このブログに対して反応が殆どないのでどうなっているのだろうと思っていたら Mozilla Europe の Tristan Nitot が書いていました.Standblog - The Mozilla project, its community, and funding(mardi 28 mars 2006)
以下例によっていい加減な要約です.

Mitchell Baker の Grants and Donations の記事は彼女の他の記事同様に読み応えのあるものだ.同じ趣旨のインタビューが interview on the same topic にも載っている.

私もお金の分配方法について Chris Beard や Mitchell や Mozilla Europe のメンバーと話し合ってきた. Mozilla Europe は localization チームや取り分け各国語翻訳のコミュニティーへの分配に寄与するに吝かではない.

私も色々使い道には考えがあるが問題は次の3点に搾られるであろう.

  • 誰に?
  • 幾ら?
  • どういう形で(現金/ハードウェアー/経費の支払い)?

Mozilla Fundation は既に Fosdem で食費も含めた旅費として多くの各国語翻訳の人々にお金を払っている.今年の末か来年にも Mozilla だけのイベントを開催予定だが同様な措置が執られるであろう.

上に挙げた Mitchell のブログには中にはばかげたものがあるが次のようなコメントが寄せられていて使い道の参考になるかも知れない.

  • 各国語版の制作者にインターネット接続費用を出してやったらいい.
  • 各国語版の制作者にマルチプラットフォームでテスト出来るようにトリプルブートのノートパソコンを買えばよい.
  • 各国語版の制作者にちゃんとしたサーバーを提供してサーバーの信頼性を持たせ、その面での仕事の軽減を計るようにしたらよい.

これらは既に行われていることに対しての助成案であるが、まったく新しい試みも考えられる.

  • Pascal Chevrel が提案していることであるが、Thunderbird のスペルチェック用の辞書の為の助成である.現在載っているのは英語用辞書で当然各国版には役立たない.
  • ローカルコミュニティーのイベント開催への拠出.
  • これは私の一番気に入っている考えである(元々私のアイデアというわけではないが).それは Firefox の普及活動への助成である.Web は IE に特化されたサイトが存在していて決してオープンではな.フランスやイギリスやドイツのようにシェアーの高いところは IE の特化はもう気の引けることとなっているが、例えばイタリアとかスペインではそうではない.そうした地域の Web 開発者の標準化への教育や IE に特化したサイトへの説得工作としてお金が使える.

私はこの件に関してまた別の考えもある.いずれにせよ近い将来お金は還元されるのだ.どうか Mitchell の Grants and Donations も是非読んで欲しい.

あまり面白い記事とも思えませんが、 Mitchell Baker のブログへの反応として筆者が目にした最初のものだったので載せました.Mozilla Japan の人は世界でも最低のシェアーの日本での Firefox 普及のために使うのがよいとコメント欄に投稿すれば良いのですが.

尚、上記の Mitchell Baker のブログの筆者のいい加減な要約はこちら
同様に interview on the same topic の筆者のいい加減な要約はこちら

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06/03 ■(3/29) Opera から Firefox に

ちょっと前ですが「Firefox」で検索してあちらこちら未だ訪問したことのないブログを見ていたら blog pnk 2 「Firefoxに変更」2006年03月15日 というのにぶつかりました.偶々 Opera の調子が悪くて Firefox に乗り換えたという話です.

Opera の人と Sleipnir の人は Firefox への乗り換えはあまり無いのではと思っていたので嬉しい記事です.
ちょっと気になったのはスッピンのままの Firefox は「簡素だなあというのがあって使用に至らなかったのですが、よく調査してみると、Firefoxには鬼のようにアドオンが公開されており」という下り、Mozilla Japan は「よく調査し」なくてもこんなに化粧道具は揃っていてどんなに好みの美人に仕立て上げられるかをもっと宣伝すべきですね.

まったく知識のない人に Firefox を紹介すると何処がよいか分からないと怪訝な顔されて挙げ句の果てはこんなの使ったってちゃんと見えないサイトがあると IE に戻ってしまうということがありますが、導入に際してはタブの開き方(タブのこと知らない人は開こうとしませんし、開き方も分かりません.)、テーマの変え方、拡張の入れ方とかきっちり教えないと駄目ですね.
Mozilla Japan のダウンロードページで図入りでタブとテーマと拡張のこときっちり分かりやすく説明しておけばと思います.

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06/03 ■(3/28) MS が Firefox の...?

Developer Centers - Mike Harsh's Blog です.このサイトはどう考えてもマイクロソフトです.スクリーンショットが3つ並んでいますが上2つは Firefox です.WPF/E Clock (in FireFox!)WPF/E Pan and Zoom (in FireFox!) とキャプションもそう断っています.WPF/E って何かというとこう説明しています.

「WPF/E とは何かというとそれはクロスプラットフォームでクロスブラウザの WPF XAML のサブセットをサポートする Web テクノロジーだ.Javascript でプログラム可能なブラウザと一体になって動くものだ.」

WPF XAML のサブセットって何のことやら分かりませんがそれを除くと拡張とそっくりです.更に先を読むと

「WPF/E のパッケージはまた C# と VB.NET のコードを動かす CLR and .NET Framework の小さなクロスプラットフォームのサブセットをも含んでいる.そう我々は C# のプログラムを Mac に持ち込んでいるのだ.」

ちんぷんかんぷんですが Mac でも Firefox でも動く Web アプリケーションを開発しているということみたいですね.その証拠に Firefox のスクリーンショットを使っているようですがマイクロソフトも変わったものです.半年前だったら考えられないことですね.
そういえば 「(3/24b) Bon Echo の動画ツアー」 で紹介したビデオのスポンサーはマイクロソフトだと えむもじら「 Bon Echo の紹介ビデオのスポンサーは Microsoft」2006年3月25日(土) で指摘していました.

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06/03 ■(3/27b) ファイアーフォックス普及計画リンク集

Firefox Hacks 翻訳日記 「 ファイアーフォックス普及計画 (2)」2006/03/27 で紹介しています.当サイトも載せて頂いており有り難うございます.

拡張を紹介するに当たって日本語版が何処にあるか探そうとしたことがあります.ところがなかなか見つからない.また Mozilla update では何語版があるかの情報が載っていません.その点 Geckozone はヨーロッパ全体が視野に入っているためか何語版対応か分かるようになっています.
多分初心者は拡張を自分でインストールしだしたらどんどん面白くなってきて、拡張の探索に乗り出すと思います.そして出来れば日本語版をと思うでしょう.しかしそれがなかなか見つからないしあってもあちらこちらに分散していて不便この上ないと思います.Mozilla update の日本語版作ってもそれは初心者には意味がないと反対の意見の方もおりますが、初心者から拡張を色々試すレベルに行った人が増えればそういう人たちは間違いなく有力な宣伝媒体となるはずです.その意味でも拡張の日本語版を揃え日本語で説明を書いたサイトを Mozilla Japan が作るというのは有益なことです.

昨日の「お金をどうしよう」で書いたように Mozilla は Firefox で得た莫大な収入をどうしようと検討中みたいです.その分配に預かる権利のある Mozilla Japan は早急に「ファイアーフォックス普及3カ年計画」でも作成して必要な予算を計上して提出したらどうなのでしょう.既にやられていることかも知れませんが.
上の「Firefox Hacks 翻訳日記」の主催者の方は Mozilla Japan の一員であるがボランティアであると書いておられますが、Mozilla Japan というのはどういう財政的基盤があるのでしょう.Mozilla Fundation からお金は貰っているのでしょうか.なんだか心配になります.

06/03 ■(3/27) IE 重大なセキュリティーホール

IE 6 で HTML に特殊なコードを仕込まれているサイトを訪問しただけで勝手にシステムを遠隔操作されてしまうという脆弱性が Secunia から報告されたようです. eWeek - Exploit Unleashed for IE Hole (March 23, 2006) の記事です.記事によるとそれは"createTextRange()" の処理エラーによるものだそうです.

BlogZiNet - Le CERT Administration appelle à utiliser Firefox ou Opera à la place d'IE (jeudi 23 mars 2006) だと多分同じものについてだと思うのですが、フランス国防省は IE の使用を止めて Firefox か Opera を使うよう警告を出しているとのことです.

1月末に (1/29b) 封印を解かれた悪魔達 で書いた IE の過去の脆弱性が皆解き放たれて続々出てきてしまうという話はどうなったのでしょう.このこと報道はほとんど無いしどうなっているのでしょう.昨年末のパッチが当たっていれば良いと言うことなのでしょうか.本当は防ぎようがないがことが広範囲に渡るため報道を控えているなんてことないでしょうね.

IE のセキュリティーホールなんて IE を使ってないと他人事でちっとも切実感を感じません.ここを見に来る人の90%以上が Firefox ユーザーでこんな記事書いたって単にネタみたいになってしまいます.XML 宣言を外して意地悪なことしなければもう少し IE でも見に来てくれるかとも思うのですが今更ですね.最近では確認のため偶に IE を開くことあってもああこんなだっけと珍しいものを覗いたみたいに感じになります.それから時々アイコンが非常に近いブルーなので Flock と間違って開いて飛び上がることもあります.

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06/03 ■(3/26b) Mozilla Japan レポート掲載

話題を呼んだ Mozilla Japan 第 2 回セミナー & Developer Meeting のレポートが掲載されていました.Mozilla Japan 「Mozilla Japan 第 2 回セミナー & Developer Meeting レポート」2006年3月16日 です.

日本で Firefox のシェアーが低いのは何故かということだけ話題になりましたが、次のような点も話しあわれていたのですね.

  • 日本人の開発者が少ない.
  • 「時折、言語のすれ違いや異なる開発手法のため、英語圏の開発者と日本の開発者の間の誤解が起こ」る.
  • 「Web サイトが抱える非互換性の問題は Firefox の普及に多少なりとも影響を及ぼしている」が「そうしたサイトが予想より早く修正され、問題が減っていく可能性が高い」しかし IE7 が登場すると「様々な問題が起こり得ると予想」される.
  • 「日本における市場シェアを拡大するには、印刷出力の改善や、日本語特有のユーザインターフェイスの調整が求められる」

06/03 ■(3/26) お金をどうしよう

昨日の「儲けたお金、コミュニティーに還元」で Mitchell Baker の発言のソースは何処なのか見つかりませんでしたが、本人のブログ mitchell's blog - Grants and donations (March 24, 2006) で色々使い道を考えている様子が載っていました. 簡単に要旨だけ.

「収入の使い道として Mozilla コミュニティーへの、「助成金」とか「贈与」とか予定しているが未だその計画はおおざっぱなもので今考えているのは以下のようなことである.
  • Mozilla は Firefox から得た収入を経費に当ててきたが Mozilla の外部にはたくさんの協力者がいる.Firefox はそれら多数の人々に支えられていると言っても過言ではない.従って収入からそうした人々やコミュニティーに彼らを活性化するようにその一部を使うのは Mozilla プロジェクトにとっても当然よいことのはずである.ボランティアの人々がそれでもっと貢献したいもっと Mozilla の為に時間を使いたいという気持ちを持って貰うようにである.
  • Mozilla プロジェクトが大勢の協力の下の成り立っていると言うことは一人の個人や小さなグループではなしえないダイナニズムを作り出している.

    従って「助成金」や「贈与」の計画の決定権は中央集権ではなくコミュニティーにも分与した方が面白い.そう言うコミュニティーというと直ぐに頭に浮かぶのは mozillazine、mozdev、Mozilla Japan、Mozilla Europe、xulplanet、localization groups、Spread Firefox community 等である.これらの組織の方が中央よりそれぞれの分野のことに通じているはずである.これらの組織は「贈与」得る側であるばかりでなくどの個人に与えるかの決定も出来るはずだ.あるいは地域の学校などに寄付をして喜ばれるという選択肢もあるであろう.

  • 大きい額の「助成金」も良いかも知れないが、私は個人的には小さい額で幅広くというのがよいと思う.いずれにせよゴールは次のようなことが考えられる.
    • 個人が見える様にし、しかも大勢を含むこと.
    • 様々な試みを試してみること.貢献者個人や学校のために本を買うこと.会議やイベントのためにお金を使うこと.奨学金、家賃や学費はどうか.そうしたことに拠出するのは本当に良いのかどうかの様々な試み..
    • 折角の「助成金」や「贈与」が無駄になるロスを減らすこと.完璧なものは何もないが.
  • もし何か良いモデルが今までにあったら何も新しく考え出す必要はないのだがそう言うものは存在しない.私は最近「 Donors Choose 」という組織を通じて寄付を行ったがこれが我々のモデルになるとは思えない.私は何か具体的なことで誰かの生活のリアルな側面に触れるという感覚が欲しいのである.
  • そういうことが起こるにはもう少し時間が必要であろう.しかしこれを行うのは Mozilla コミュニティーであり可能な未来を決める中核である.コミュニティーがこういう感覚を感じるようにお金を使うのは良いことであり、Mozilla プロジェクトを健全で生き生きしたものへと導くであろう.従ってその為の努力は価値あるものである.
提案や改善策や別のやり方などあったら知らせて欲しい.」

本気で凄いこと考えていることがよく分かります.何だかこういう機運を昂めるために莫大なお金が入ったということを自らリークしたのではないかとさえ思えてきます.こんなコミュニティーいままでに存在しなかったでしょうね.Firefox が好きになる人々が一層増えてくれると良いですね.

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06/03 ■(3/25) 儲けたお金、コミュニティーに還元

ZDNet - Mozilla plans to fund developer community (March 22, 2006) で先頃話題になりここでも3回採り上げた Mozilla の多額の収入の使い道について報じています.
以下は要旨です.

「Mozilla は2004年には5百80万ドル、昨年は数千万ドルの収入が主に Google や Yahoo 等の検索サイトからもたらされた.

Mozilla Corporation の責任者 Mitchell Baker は次のように語っている.『余剰のお金はコミュニティーに還元する計画だ.Mozilla Fundation と Mozilla Corporation で雇用している人々、これは中核となる人々であるがほんの一部である.雇用者とは別にたくさんの貢献している人々が存在している.こういう人たちに還元したい.コミュニティーを活性化する何らかの方法で使いたいと思っている.

何時という日程は明示出来ないが今はどんな分配方法があるのか検討中であり、直ぐにも分配出来ればよいと思っている.

オープンソース界には似たようなモデルが存在しない.世界中に様々なレベルで貢献者が広がっている.そういった人々に意味のあるようなやり方でなくてはならない.大きな PR イベントでお金を使ってしまうとかお金をばらまいた結果何の効果もなかったり悪い人物達の懐に入ってしまうようなことは避けたい.』

JBoss や MySQL など多くのオープンソースでは収入で協力者を雇うという形を取るところはあるが直接コミュニティーに還元というのは例がない.それを Mozilla が実行するなら素晴らしいことだ.

Mozilla はオープンソースとしては変わっている.非常にたくさんのエンドユーザーがいてしかも Fundation 自体が莫大なお金を稼いでいる.普通のオープンソースだと開発者が個人的に(あるいは企業として)コンサルタントをやったり雇われたりでお金を稼ぐのであるがその点異なっている.

Mitchell Baker はお金を分配するとコミュニティーをねじ曲げてしまうと忠告されたと以前語っていたが、逆にその危険は分配することで和らげられるのではないかと思う.」

未だ実現していないことであるしどんなやり方で実現するのか興味深いところですが、さすがに Mozilla はちゃんと筋を通していると素直に拍手喝采します.
10日ほど前は (3/13) Mozilla は何処からお金を稼ぐ(Mozilla の反応2) の最後でこれでは筋が通らないと非難したのですがこれは撤回です.

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06/03 ■(3/24c) 窓の杜

■おわりに でこう宣言しています.ページの一番下です.

 「これまで窓の杜では、「Firefox」の“エクステンション”や“拡張機能”と呼ばれるものと“プラグイン”を、あわせて“プラグイン”と呼んできたが、「Firefox」の認知や普及が進み、“拡張機能”をインストールして使用するという「Firefox」ならではの利用方法が根づいてきたことを実感しつつある。そこで今後は、ソフト内の呼称“拡張機能”を用い、“プラグイン”とは区別するかたちで紹介していくこととする。(編集部)」

だったらなんで一番上の題名を改めないのだ?Firefox ファンの糞どもがもう金輪際お前らの拡張機能だか何だか知らないけれど紹介して何かやらねーぞと捨てぜりふみたいな感じを受けてしまいます.

06/03 ■(3/24b) Bon Echo の動画ツアー

CNet - Video: Firefox 2.0 is in alpha で Firefox 2.0 Alpha1 Bon Echo の動画ツアーをやっています.1分ぐらいの短いものです.速くて良く聞き取れませんが新機能の Places の説明などちょこっとやっています.サイドバーに「履歴」や「ブックマーク」の項目が出てメーンページがその内容になっていますね.Flock の Manage Your Favorites の雰囲気です.

どのブログだったか思い出せないのですが「うっかり入れてもじら組のフォーラムなどで質問する様な人は絶対入れないでくれ」と書いてありましたが兎に角これは最初のアルファー版(開発テスト版)でとても普通には使えないのでまだまだ待たなくてはなりません.

それにしても最初のアルファー版が出たぐらいでヴィデオまで登場するとは Firefox も大変なネームヴァリューとなりました.でも悲しいかな日本では「何それ?」って言う人が多いのが現状ですが...
Mozilla Japan は先日の折角の盛り上がりも無にして寝ているみたいですし.

06/03 ■(3/24) Lightning 0.1

Firefox 2.0 Alpha1 のリリースの影でこういったものも出ているのです.Blogs for Firefox - I Have Been Waiting for This (Tuesday, March 21, 2006) は新しい Thunderbird 1.5 用の拡張 Lightning が始めて公式にリリースされたと mozillaZine - Lightning 0.1 Released (Monday March 20th, 2006) の記事を引用しながら伝えています.それによるとまだマイルストーン版(開発途上版)だと言うことです.引用の後以下のように感想を述べています.

「私はずっと Thanderbird はマイクロソフトの MS Office にくっついてくる Outlook ではなく Outlook Express に代わるものだと言い続けてきた.今、 Lightning 0.1 がリリースされてもう Thunderbird は Outlook Express に取って代わったと言っても良いと思っている.まだ 0.1 を試してみようとは思わないがバージョンが上がっていけば Outlook Express に見劣りしないし、1.0 が出れば完全に Thunderbird の方が上になるだろう.」

試した結果で言って欲しいよなです.筆者は Gmail を主なメーラーとして使い、Thunderbird は最近では幾つかのメーリングリストとスパムぐらいの受け皿であまり使いません.でもこの記事を読むとマイクロソフトの Outlook Express が凄く良いものに見えてきます.Outlook Express というのは未だ一度も使ったことも見たこともなくどんなものかまったく知らないでいたのですが.
筆者のメールクライアント歴は Netscape 4.x のメーラー -> Becky -> Thunderbird です.Netscape 4.x は文字の行間が取れないしぎっしりつまってもう見にくいこと限り無しで Becky に乗り換えました.Becky の欠点は CC とか BCC の表示が(確かプラグインを入れて見える様にするのですが)よくなくこれには閉口しました.で Thunderbird に乗り換えたのですがデザインといい機能といいまったく申し分なしです.

Lightning 0.1 のダウンロードは
mozilla.org - The Lightning Project
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06/03 ■(3/23) IE 6 を使うのはマゾだ

Carnet Web de Pascal - Petit tour d'IE7beta2 ("layout complete") (mardi 21 mars 2006) で IE 7 beta2 の新しいビルドが出て講評が載っています.まとまった講評を今まで見たこと無いので掻い摘んで要旨のみ以下に載せます.

「ダウンロードサイズは 11.5MB で IE としてはかなり軽くなっている.インストールするとWindows の再起動を要請される.
目に付いた点は、(スクリーンショット参考

  • メニューの廃止
  • 検索窓の統合
  • 「Go」ボタンと「再読込」ボタンの統合などボタンが少なくなって、あっちこっちにちりばめられた.
  • インターフェースはタブの採用など進歩が見られる
  • Opera の様に画面全体のズームが出来る.

全般的に IE 6 よりずっと良くなっていて、これじゃ現在のブラウザの機能を備えていない IE 6 を使うのはうんと過酷なマゾヒズムみたいなものだ. IE 7 のインターフェースは別に批判しているわけではないが Firefox や Opera のコピーである.最も新しいブラウザが似てきてしまうのは致し方ない.しかしバグの多いのにはあきれてしまう.「戻る」ボタンを押しても戻る場所を忘れていたりする.タブの動きは未だ未熟でタブバーが5/6個のタブで一杯になってしまったり1ページしか開かないときタブを閉じることも出来ない.タブが凄く目立っているがその反面機能が貧弱である.

色々未熟な感じはユーザーの便宜よりあれこれ出来ると宣伝しているだけに見える.

エンジン
こちらの方が私の関心事である.インストールしたのはいろいろなサイトに対応しているかを見たかったからである.

スクリーンショットで見て分かるとおり mozilla europe の画面のメニューが壊れている(訳者:画面一番上の mozilla europe の右のメニュー.不思議なことに IE 6 だとちゃんと見える.).これでは IE のバグ用に別の スタイルシートを用意しなくてはならない.

Firefox では改善されている特別なルールが IE 7 では巧く動かない.IE 用にべつの CSS を用意するなんて本当にしゃくに障ることだ.

今の時点で駄目なのは許せるがマイクロソフトはそれらの改善をまったく約束していないのだ.例えば IE 7 で見た acid2 test はこんなであるが改善しようとしない.

大きな問題は gecko/khtml/opera に対応している標準が IE 7 だけ対応していないと言う点である.それに更に時代遅れの IE 6 のことまで考慮しなくてはならない.

画像に関して、SVG は特に進歩が見られるというわけではないが ping のアルファーチャンネル対応は改善された.だが favicon は相変わらず ping に対応していない.忘れているのじゃないかな.

DOM に就いても改善は見られない.w3C の標準に準拠して貰いたいのだが.特に getComputedStyle をサポートして貰いたい...

総じて私は IE 7 に失望した.IE 5 のときに苛立たされたことが未だに直ってなかったりする.確かに 2001年に出た IE 6 に対してなら大幅な改善が施されているがせいぜい Mozilla 1.0 の段階だ.2006/2007年に出すべきブラウザではないよ、これは.」

ブラウザで儲けているのではないのだからマイクロソフトの取り得る最も良い方法は「マイクロソフトはもうブラウザは出しません.全ての IE のサポートは今年限りで止めます.ウィールスが怖いですから急いで他のブラウザに乗り換えてください.」と Mac 版 IE のように撤退宣言を出すのが一番ですね.それで今度は Mozilla が大儲けするのも気持ち悪いけれど...

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06/03 ■(3/22b) Firefox 2.0 Alpha1 のスクリーンショット

見たって何が分かるというわけでもありませんが OSDir.com - Firefox 2.0a1 Bon Echo Alpha Screenshots に44枚ものスクリーンショットが載っています.
数日前から nightly には Firefox 2.0 a1 が載っているし当サイトの訪問者にもユーザーエージェントが Gecko/20060318 Firefox/2.0a1 と言う人がいるのは知っているのですがこれが正式版なのでしょうか?アルファー版に正式版というのも妙ですがアメリカ太平洋時間で21日火曜にリリースが予定されていたものなのでしょうか?

そうこうする中に nightly とは別のが出ていました. Firefox 2.0a1 Bon Echo
Gecko/20060321 Firefox/2.0a1 ということで別物(アルファー1の正式版)と言うことです.

(追記)「Bon Echo Alpha 1 のリリースに寄せて」という題名で Firefox 賛歌が載っています. Firefox Hacks 翻訳日記「 諸君 私はFirefoxが好きだ」2006/03/22

06/03 ■(3/22) セキュリティー関係の拡張

Firefox の拡張は開発ツールの充実ばかりではなく、セキュリティー関係も色々とあります.以下2つのサイトで採り上げていたものを列挙します.

Lifehacker - Firefox extensions for your security (Fri 17 Mar 2006) に紹介されていた拡張.

  • FlashBlock
    Macromedia の Flash、Shockwave、Authorware をブロックしてくれる.勿論解除して見ることも出来る.
  • ClamWin Antivirus Glue
    ダウンロードした全てのファイルをスキャンしてくれる.

次に上記サイト経由で CERIAS - Useful Firefox Security Extensions (March 15th, 2006) に紹介されていた拡張.

  • Add n’Edit Cookies
    開発者向けのツールであちこちで喰わされたクッキーの一覧表示.それだけに留まらず変更も行える.それにしてもパスワードまでクッキーに喰わせるなんて非道いところがある.「当サイト紹介記事
  • Dr. Web Anti-Virus Link Checker
    これはなかなか面白い考え方だ.ダウンロードしようとすると Dr. Web AV service に繋いで危険かどうかを見てくれる.「当サイト紹介記事
  • FormFox
    Form に入力して Submit ボタンを押すと書き込んだ情報が何処に行くのか知らせてくれる.更に、SSL だとそれが問題ないのかどうか Submit ボタンを目で見て分かるように変えてくれる.
  • LiveHTTPHeaders & Header Monitor
    LiveHTTPHeaders は開発者にとって信じられないほど便利なツールで、サーバーとクライエントの交信ヘッダーを表示してくれる.Header Monitor は LiveHTTPHeaders を更に拡張するものでステータスバーに選んだヘッダーだけ表示してくれる.これらはセキュリーティーツールそのものというわけではないが知識があればあるほど安全なのだと言うことである.
  • JavaScript Option
    これは Javascript でどんな機能は許可し何は許可しないと言う細かい設定をしてくれる拡張である.
  • NoScript
    ドメインによって Javascript の許可・禁止を指定したり、Flash、Java やその他のプラグインの使用を禁じたり、更にブックマークレットや ping 属性の禁止も出来る拡張である.私がこの拡張で気に入っていることはオン/オフだけではなく細かなことが色々設定出来ることだ.
    当サイト紹介記事
  • QuickJava
    ステータスバーの小さなボタンで、Java と Javascript の使用/不使用を切り替えられる.
  • ShowIP
    ステータスバーに訪問したサイトの IP を表示しクリックするとメニューからホスト名など更に詳しい情報が得られるようになっている.
  • SpoofStick
    「なりすまし詐欺」に対処する拡張である.ツールバーに「あなたは今どこそこにいる」と目立つように大きく表示してくれる.設定するにはかなり知識のあるユーザーでないと難しい.これなど Firefox 本体で持っていて欲しい機能である.
  • Tamper Data
    LiveHTTPHeaders と似た機能を持っている.HTTP headers と POST データを表示してくれ開発者には非常に便利な拡張である.私の好みから言うと LiveHTTPHeaders よりこちらの方がざっと更新の様子を見たりする場合使いやすいと思う.また更に内容を掘り下げていくことも出来る.
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06/03 ■(3/21b) 「坊ちゃん」

先日来「拡張機能」を「プラグイン」と呼ぶ窓の杜に対しての批判が相次ぎましたが もじらかけら 「プラグイン先生」2006-03-20 はなかなか読み応えのある楽しいパロディーですです.引用したくなりますがぐっとこらえます.是非ご一読を.

06/03 ■(3/21) 待ち遠しい AllPeers

大分以前に紹介した拡張 AllPeers ですが未だに COMMING SOON! です. これ最初からあったのかメールアドレスを登録しておくとベータ版が出たとき知らせてくれるようです.メールの登録ページはこちらです

この拡張が我々にどんな変化をもたらすか、Firefox が Web 閲覧の単なるブラウザの域を超えるものになるということなど OpenStratus 「AllPeers - FirefoxをP2Pクライアントになエクステンション」 を読むとますます待ち遠しくなります.

Winny の運ぶウィールス問題のようなことが起きないように安全策は充分にとっているのでなかなか出ないのでしょうか.そうだと良いのですが...

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06/03 ■(3/20) 「選択と革新」はいつから

という mozilla.org の標語が About Mozilla に掲載されていますがこの標語自体特に目立った扱いではなく、筆者もトップページにあるものと思っていたのに無いので検索でどこにあるか見つけたのですが最近 Mozilla 関係者のブログでよく見かけるようになりました.正確に言うと、"choice and innovation on the Internet" でインターネットという言葉が入ります.でこの Mozilla の使命である標語がいつから使われたのか Mozilla Corporation の責任者、Mitchell Baker がブログ、 mitchell's blog - History of "Choice and Innovation on the Internet" (March 13, 2006) で述べています.

Mozilla Fundation 創立以前には Mozilla の Web サイトにはこの標語はなく、というのは未だ当時は一般向けであるより開発者向けのサイトという認識からということです.
ではこの時期どう考えていたかというと、Mozilla 1.0 が2002年7月にリリースされた当時のメールによるインタビューが残っていて、インターネットの時間で言うともう大昔だが今でも通じることを言っているとそれを掲載しています.
以下インタビューの一部和訳.

質問  現在の Mozilla のマーケットシェアーをどう考えますか?IE に挑戦していく積もりがあるのですか?そしてもしそうならその方法は?

応え  我々の生活にとってインターネットの重要性はますます増していきます.ブラウザというものはインターネット上で一般の人が色々なことを行う手段なのです.ところが今のようにこの手段が一つしか無いというのは不健全なことです.一つのヴェンダーが自分のビジネスプランの一環として出しているものしかその手段が無いというのは極めて不健全です.ですから Mozilla プロジェクトの目標はそれに替わる代替手段をオープンソースで提供するということです.今の状況はインターネットの技術革新を阻害する危機的な状況なのです.

以下略

「選択と革新」が最初に現れるのは Mozilla 1.2 のとき about ページに現れたらしくその後2003年の11月の末 Mozilla 1.5 の時トップページに掲げられたとそのページが残してあってリンク先に懐かしいページが出てきます.

で昔から言われていた目標だったということは納得出来ました.

Firebird 0.7

上の2003年11月のページを見ると Firefox の前身の Firebird 0.7 がもう出ているのですね.2004の2月に名前変更で Firefox 0.8 が出て、間に 0.9 を挟み11月には Firefox 1.0 が出るという進行ですが当時はバージョンアップの速度が年3回と非常に速いです.Firebird から Firefox に名称変更の時は随分へんてこな名前に変わったと抵抗を感じましたが上のリンク先から Firebird 0.7 のページ に行って今見ると Firebird はアイコンなど随分あか抜け無い感じがします.

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06/03 ■(3/19b) FOLD

FOLD というのがあります.大分以前からこりゃ何だと注目していたのですがベータ版が出たようです.ここは Firefox を第一のブラウザとして推奨しています.一行目の「online」をクリックするとベータ版が表示されます.またこのページの Mirror 1、 Mirror 2 をクリックすると( Mirror 1 は乗っ取られているみたいです.)Quicktime で動きの説明が出ます.

SoWeirdProductions というブログで FOLD とは何かを説明しています.それによると、

FOLD とはポータルあるいはスタートページだ.FOLD は Web 2.0 なのだ.毎日必要な殆どのツール、情報を1ページに纏めてくれる.世界の何処にいようとログインさえすればあなたが家にいるのと同じ気分に浸れる.(以下はリンク)

働きとしては 「Google ホームページ」(ログインが必要)と同じでチェックしたいサイトやブックマークやお天気情報など載せ、ユーザーの好みでカスタマイズできる、毎朝一番でみる Firefox 起動したときのスタートページとして設定して使うサイトなのでしょうね.

ベータ版のページを IE 6 で見ると Javascript エラーで動きません.Opera 8.53 だと動きますが表示がほんの少し崩れるみたいです.このような Firefox 専用の Web アプリケーションが出てきているのです.

06/03 ■(3/19) 拡張機能の導入

もずはっく日記 「オープンソースはありとあらゆる要望を取り入れるものではない」2006年3月16日 を読んでいて、この趣旨であるプログラマーとユーザーの要望とは直接関係ないのですが、Firefox が拡張機能を自由に許す様に設計された背景に、Mozilla ブラウザがユーザーの要望をどんどん取り入れていった結果重いブラウザになってしまい、Mac での標準ブラウザを期待していたのに重すぎる Mozilla は採用されずアップルが採用したのは Safari で、その衝撃から結局軽いブラウザとして Firefox の開発が始まった.ということがあったのを思い出しました.

結局 Firefox 本体はデフォルトではとても軽快で後は欲しい機能をユーザーが入れていけばよいし入れすぎて幾ら重くなろうとそれはユーザーの自己責任というシステム.これはなかなか上手い考えですね.
よく拡張はあまり入れたくないと何かたくさん入れることが悪いことであるかのように言う人がいますが良いも悪いも無いたくさん入れて便利でまともに動くのなら幾らでも入れて構わないそこにこそ Firefox の面白さがあると思います.

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06/03 ■(3/18b) Sage に検索エンジンを追加(訂正)

昨日(追記)で書いたように Another 朝顔日記「パースエラー 」(06-03-17 (Fri)) で間違い部分を重ねて御指摘して頂き、問題の所在が分かりました.このブログ「Another 朝顔日記」の管理人さんには本当に感謝いたします.

問題は <rrp:query の部分でした.筆者の間違いは、検索プラグインが頭にあって実は Google Blog Search の実際に検索したときのアドレスバーや、右上の検索バーに登録する小さな *.src と言うファイルを参考にしていました.
しかしこれは RSS ではなく HTML に表示するものでだから RSS(XML)ではないよとエラーが出るのです.
従って何を見ればよいかというと Google Blog Search で実際に何か検索してからソースを覗き、
<link rel="alternate" type="application/rss+xml" title="RSS"
href="http://blogsearch.google.com/blogsearch_feeds?hl=en&q=firefox&ie=utf-8&num=10&output=rss" />
の href の中身を見れば良かったのです.実際に searchEngine.rdf の記述では、たまたま「 firefox 」をキーで検索したので、q=firefox は空にして単に q= 、また、num=10 は表示項目数ですので num=20 とか好きな値を入れられます.更に全ての & は &amp; にして書けば良いと言うことでした.
HTML ソースから見つけるのが面倒なら、検索結果を Sage に登録してそのプロパティーを見れば同じものが見つかります.

訂正した searchEngine.rdf の記述です.直したところは <rrp:query rdf:resource=" 以下だけです(長くて折り返さない場合はコピーして折り返しするエディターに貼り付ければ見やすくなります.).

<rdf:Seq rdf:about="urn:rrp:searchengine:root">に以下を追加

<rdf:li rdf:resource="http://blogsearch.google.com/"/>

<!-- Search Engine Data --">に以下を追加

<rdf:Description rdf:about="http://blogsearch.google.com/">
<rrp:name>Google</rrp:name">
<rrp:query rdf:resource="http://blogsearch.google.com/blogsearch_feeds?hl=en&amp;btnG=Search+Blogs&amp;num=30&amp;output=rss&amp;q="/>
<rrp:icon rdf:resource="chrome://sage/content/search/bloggoogle.png"/>
<rrp:charset>UTF-8</rrp:charset">
</rdf:Description">

この長い部分強制的に改行して表示すると(太字は訂正・追加箇所)、次のようになります.これはコピーすると改行が入ってしまいますが実際には上の長い方をコピーして使います.

<rrp:query rdf:resource="http://blogsearch.google.com/
blogsearch_feeds?hl=en
&amp;btnG=Search+Blogs
&amp;num=30
&amp;output=rss
&amp;q="/>

06/03 ■(3/18) Firefox は75%スパイウェアを防げる

Daly India.com - Rid Your Computer Of Spyware (March 15, 2006) です.穴だらけのチーズとはよくいったものです.

以下要約.

IE = Swiss cheese!
Microsoft’s internet browser has more holes in it than Swiss cheese!

「コンピューターが何だか重くなって困っている人がいるであろう.それはスパイウェアとかアドウェアといったソフトが勝手にあなたのコンピューターに入りこみ、あなたの個人情報をどんどん外に知らせているという可能性が大きい.それを防ぐには次の3つのことが必要である.

最初のステップは インターネット・エクスプローラの使用を止めること.この IE というブラウザはスイスのチーズよりも穴だらけなのだ.その代替ブラウザとして一番良いのは Firefox で無料でダウンロード出来る.インストールしたらデフォルトのブラウザにすること.Firefox を使っていればスパイウェアとかアドウェアの侵入を75%は防げる.

第二のステップは Spybot とAd-Aware という2つの無料のソフトウェアをダウンロードすることだ.これらのソフトウェアはコンピュータに侵入したスパイウェアやアドウェアを見つけて隔離したり消去したりしてくれる.これであなたのコンピュータの安全基準は95%に上昇したと言える.

最後のステップはファイアーウォールである.WindowsXP の標準のでも良いがもっと効果があってしかも無料のもと言えば Zone alarm というのがあるこれをダウンロードして適切に設定しさいすればあなたのコンピュータの安全度は100%になろう.」

文中のソフトウェアについては以下.

  • Enchanting Sky
    ここに Spybot とAd-Aware のダウンロードサイト、使い方が日本語で載っています.
  • Zone Alarm
    Zone Alarm はここからダウンロード出来ます.日本語版もあります.
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06/03 ■(3/17b) IE 版フラッシュプラグインが Firefox にも悪さ

随分と面倒くさい話ですが、「埋め込みの Windows Media Player を使って、Firefox でも IE 版の Flash Player を実行し、その上で動画などを再生することが可能」で普段 Firefox を使う人は IE 版フラッシュプラグインなんて更新しないため餌食になってしまうということです.更に面倒くさいのはアドビーのアンインストーラーで IE 用のフラッシュプラグインをアンインストールすると Firefox 版もアンインストールされてしまうため、また Firefox 版をインストールし直すと言う2重手間を強いられます.
詳細は Mozilla Japan「Flash Player の更新に関する注意喚起」 で.詳しい説明と解決策が載っています.

06/03 ■(3/17) Sage に検索エンジンを追加

データバックアップメモ - extended - 「Mozilla Firefox用RSSリーダーSage(セージ)の検索窓にRSS検索エンジンを追加する方法まとめ」202月 15, 2006 は始めて訪れるブログですが、RSS リーダーの拡張 Sage に検索エンジンを追加する方法が丁寧に解説されています.こんなこと出来るのですね.

筆者は Sage の検索ウィンドウをずっと非表示にしていてその存在すら忘れていました.さてそれで Google Blog Search の追加を試みました.
別フォルダにコピーした Sage.jar を 7-zip で開きアイコンを追加、次に searchEngine.rdf を開き次のように編集しました.

<rdf:Seq rdf:about="urn:rrp:searchengine:root">に以下を追加

<rdf:li rdf:resource="http://blogsearch.google.com/"/>

<!-- Search Engine Data --">に以下を追加

<rdf:Description rdf:about="http://blogsearch.google.com/">
<rrp:name>Google</rrp:name">
<rrp:query rdf:resource="http://blogsearch.google.com/blogsearch?hl=en&amp;btnG=Search+Blogs&amp;q="/>
<rrp:icon rdf:resource="chrome://sage/content/search/bloggoogle.png"/>
<rrp:charset>UTF-8</rrp:charset">
</rdf:Description">

で、Sage.jar を元に上書き保存.項目もアイコンもちゃんと表示.しかし結果はうまくいかない.「XML パースエラー」です.rrp:query rdf: の引数 btnG=Search+Blogs を btnG=Search Blogs にしたり btnG=Search%20Blogs にしたり色々変えてみたけれど駄目です.うーん、何処が拙いのだろう.
しかし一応追加出来ることは分かりました.バージョンアップのとき書き換えられてしまうので、元のファイルは言うまでもなく、変更ファイルもバックアップをとっておくと良いでしょう.

(追記)Another 朝顔日記「パースエラー 」(06-03-17 (Fri)) で & を &amp; と書けばよいとご指摘がありました.これはこの HTML での書き損じでした.HTML のソースで &amp; と書くと実際の表示は & になり、ソースに &amp;amp; と書くべきでした.現在はそう直してあります.
searchEngine.rdf は正しく&amp; と書いてあります.
いずれにせよいつもながらのご指摘痛み入ります.

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06/03 ■(3/16b) Firefox 2.0 Alpha1

Mozilla developer center Code Freeze for 2.0 Alpha1 this Thursday at 11:59PM PST (Wed, Mar 15, 2006 ) によると、アメリカ西部時間で16日(木曜)にフリーズされて来週の火曜にリリースされるということです.
これは一般向けではなく初期のテスト版なので一般の人はまだ入れない方がよいでしょう.アルファー版は普通はとても使いものになりません.まだまだ先は長いです.数ヶ月してベータ版が出てまた数ヶ月してRC版が出てその後1月ぐらいでやっと正式版が出るというのがパターンです.普通に使えるのはRC版の最後ぐらいでやっとです.

06/03 ■(3/16) 脆弱性の売買

CNET Japan 「ぜい弱性情報の売買が増加--シマンテックの脅威レポート」2006/03/15 によると、脆弱性を発見してそれをヴェンダーに売る者の数が増えていると Symantec が発表しているとのことです.

「ぜい弱性情報の売買とは、ぜい弱性を見つけた者が、情報をすぐにオープンにせず、第三者やベンダーなどに売るといった行為」で「2002年ごろから、ぜい弱性情報を売買するブラックマーケットが形成されつつある」ということだそうですが、普通、Secunia などの専門会社とと契約していると思うのですがそれとこのブラックマーケットとどう違うのでしょうか?Mozilla は脆弱性の発見者に賞金を出していて今も継続していると記憶していますがこれだって同じことのように思われます.
「ぜい弱性の発覚から悪用コードが開発されるまでの平均時間が、前回のレポートより約1日長い6.8日という結果が出ているが、これについても『ぜい弱性情報が公になるまでに時間がかかるようになったためではないか』」とありますが悪用コードが出るまでの時間が短くなったら問題ですが長くなっているのならそれだけパッチを出す暇ができるので良いことだと思いますがよく分からない報告です.

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06/03 ■(3/15) Google を敗訴させた男

CNET Japan 「アダルトサイト発行人が語る、対グーグル訴訟の意味」2006/03/13 は3ページに渡ってアダルト向けのグラビア誌「Perfect 10」を発行している Norm Zada というなかなか面白い人物の紹介とインタビューを載せています.IBM に勤めていた経験があり、応用数学の教授として幾つかの大学で教鞭をとり、それでいてアダルト向けのグラビア誌を発行するというこの人物が、Google のイメージ検索が自社サイトの画像のサムネール画像を載せているのは著作権法違反として訴え、仮差し止め命令を勝ち取りました.未だ最終審ではないにせよこの種の裁判で Google にうち勝ったのは初めてだそうです.

しかしこの裁判で Google の負けが決まるとイメージ検索なんて成り立たなくなりますね.Google イメージのサムネイルのプロパティを見ると皆 Google のサーバーにあります.それが著作権違反なのかな?そのサイトのイメージにリンクを貼って画像のサイズを縮小した場合はどうなのでしょうか.
筆者は Web 上にあって公開されているものは人の作ったものを自分で作ったと偽らない限り使用は自由だと考えています.嫌なら公開しないか、パスワードで保護されたところに置けばよいのですから.

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06/03 ■(3/14c) 検索エンジンの順番を変える

Firefox の魅力を挙げろ、但し他のブラウザに備わっているものは除いてと言われたら、拡張が沢山あること.それと好みの検索エンジンを追加出来ることと応えるでしょう.その片方の検索エンジンですが悩みの種は順番がアルファベット順に決まっていてこれまでは変えることが出来ませんでした.
便利だと思ってついついたくさん入れてしまうとよく使うものが下の方に行ってスクロールしないと現れない、まったく使わないようなものは削除したくなるのですがいざ削除するとなると searchplugins フォルダに行ってそのファイルを探し出して削除しなければならない、しかしファイル名だけではどれがいらないものなのか分からなくなってしまう.

ところが Search Engine Ordering という拡張を入れておくと、設定ではなく、検索バーで直接ドラッグ&ドロップで順番を変えられ、削除も出来るのです(設定からも出来ます).
この画期的な拡張は、三軒隣の斜め向かい - Search Engine Ordering 2006年03月14日 で知りました.こういった地味だけど Firefox の魅力の一つに数えられるものの拡張にこそ賞をあげたいですね.

(3/16 に追記)「アルファベット順に並んで順番は変えられない」と書いたことに対して「そんなことはないファイル名の頭に番号を振れば変えられる」、記述が正確でないと文句があるブログに載っていたのを偶々発見しました.そんなことは既に知っていますしアルファベット順と言うことは数字が優先名のは当たり前.スクロールしないと下の方が見えない程の検索エンジンを載せていてその全てを手動で番号を振ると言うことをやりたいのならやればよいと思います.番号を振るとアップデートの時困るとどこかで読みました.検索エンジンの自働アップデートが行われるのかどうか走りませんが.

06/03 ■(3/14b) Opera 9.0 が ACID2 Test をクリア

遂にやりましたね.Opera は Firefox より1歩進んでいたのですが遂に成し遂げました.Slashdot Japan 「Opera 9.0 が ACID2 Test をクリア」2006年03月13日 で報じています.

Firefox は 2.0 では未だ達成出来ず Firefox 3.0 でやっと出来るとかどこかで読みました.
因みに ACID2 Test というのは CSS の実装が完璧かどうかのテストでこのリンク先の右側のリンクの顔と同じように左側のリンク先が出れば合格です.Firefox もあと一息なのですが...IE なんかもうお話しではありません.顔の形なんか出来ていないのだから.
これで達成したブラウザは Safari、Opera と言うことになります.

06/03 ■(3/14) Symantec の訂正

昨年 Firefox より IE の方が報告された脆弱性の数が多いと発表して Firefox が安全だというのは神話であると著しく Firefox の評判を傷つけた Symantec ですが今頃になって不公平な発表だったと、InformationWeek - Firefox Whips Internet Explorer In Vulnerability Tally (Mar 7, 2006) によるとその発表の訂正をしています.まあそれにも拘わらず Firefox の伸びは止まらなかったのですが.

昨年9月の発表に対して Firefox のユーザーと開発者の抗議が殺到して「不公平な比較」であったことを認めています.前回の発表ではヴェンダー側の認めた脆弱性しか数えていなくてそれだと Mozilla の方がマイクロソフトに比べて遙かに透明なので Firefox が不利になる.ヴェンダーの発表と、外部の発表を加味したより公平な見方で数え直すと昨年の上半期の脆弱性の数は Firefox 17 に対して IE は 24 でどちらが安全か一概に言えないが幾分 Firefox がより危険でないと言えると嫌々ながら認めています.

(9/27b) Mozilla Firefox の弁護 に書いた通りの線での修正です.本当は脆弱性の件数を比べてもしょうがなく修正がどれだけ迅速になされたかが問題でそこまでつっこんで訂正したいところです.いずれにしても Firefox の方が遙かに安全なことは言うまでもありませんが.
更に (3/2c) ブラウザの安全性 を見ればもう明らかです.

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06/03 ■(3/13b) 古い話

ryuzi_kambe の?D「世界で一番最初のブラウザの名は「WorldWideWeb」」2006-03-12 経由です.世界で一番最初のブラウザの名は「WorldWideWeb」 で最古のブラウザが「WorldWideWeb」という名だと始めて知りました.

Mozilla の名前の由来の Mosaic では無かったのですね.上のサイトから「WorldWideWeb」の画像にリンクしていますが、文字だけしか表示出来ないもっとちゃちなものと想像しましたがどうしてどうしてなかなか立派なものです.ここから「ブラウザの歴史」のページ(英文)にリンクがあって見るとなかなか興味深いです.「WorldWideWeb」のあと Mosaic 以外聞いたことの名前がずっと並んで出てくる最初の知っている名前はなんと Opera でした.Mozilla より先に出てきます.

06/03 ■(3/13) Mozilla は何処からお金を稼ぐ(Mozilla の反応2)

一昨日 Tristan Nitot のブログの続きを書くかも知れないと言いましたが続きというのは殆ど、Mozilla Corporation の Christopher Blizzard のブログから引用なのでそっちの本文の方、I Like Monkeys - apply pinky to corner of mouth (Wed, Mar 8, 2006) を以下ざっと訳すことにしました.

「Mozilla Fundation の収入について幾つかのブログで取りざたされている.7千二百万ドルという数字まで飛び出している.金額に関してあれこれ言うつもりはないが、桁数は正しいが数字は違っているとだけ言っておこう.また収入源に関しても何も云うつもりはない.言われている数字も収入源も真実とはほど遠いとだけこれも言っておこう.

お金の話になると皆取り乱してしまうが、確かに Mozilla 内部でもお金に皆興味を持っているものの、誰もがそんなことに気を取られずおのおのの仕事に集中している.お金のことを言うときは以下のことを頭にとどめて置いて貰いたい.

  • Mozilla Corporation は営利企業であって他の企業と同様に税金を払っている.非営利法人の Mozilla Foundation はこの Mozilla Corporation を子会社として100%の株を持っている.また Mozilla Corporation は利益を出すことが第一の使命ではない.しかし人々はそれでもここが多大の利益を生み出していることに関心を持つのであろう.だが我々は多すぎるとは考えていない.お金の一部は Mozilla Fundation に行くが、使い道はは我々と Fundation とで決めている.株の新規公募もないし誰か個人の口座潤うなんてことはない.兎に角誰も金持ちになったりはしない.
  • お金は道具なのである.Mozilla Corporation にはたくさんの人がそれぞれの役割でフルタイムで働いている.そしてお金がイフラストラクチャーの整備や開発を出来るようにしてくれ、素晴らしい製品が生み出せるのだ.
  • お金は我々にとって最も関心の薄いものだ.もし優先順位を付けるとしたら、1.ユーザーの Web 体験、2.製品の配布、3.お金 ということになろうか.ということはユーザーの体験を犠牲にして収入の増加を計るということはあり得ない.たとえお金がほとんど無くとも製品の幅広い配布行っていきたい.
このような意味でお金は我々の関心事ではない.だから人々もそれが何か良いことをもたらすのでなければ金額なんか気にしないで貰いたい.」

まったく説得力がないですね.Mozilla 内部の人間がお金に関心を持とうと持たなかろうとそんなことが問題なのではなく、今までピーピーで寄付とボランティアで何とかやってきたと思われていた Mozilla が巨額な収入を得ていること、じゃもう寄付やボランティアは無しでやっていくのかと聞かれたらどう答えるのかが問題のはずです.また透明であったはずの Mozilla はお金の話になると何故こうまで不透明になり皆同じことを繰り返すのかも問題ですね.

「我が Firefox も皆様方のおかげを持ちまして Google 様を始めいいろいろな企業様より莫大なるお金を頂戴するまでに成長いたしました.お金にならないといわれるブラウザでは前代未聞希有なことと存じます.つきましては今後少額の寄付は必要ありません.またこれまで無料で奉仕下さった方々には今後はお申し出下されば些少ですが実費程度はお支払い出来るのではないかと思っております.また、以前の貧乏時代とは比べ破格のお金を頂戴し戸惑うばかりでいかように使うかまだ決まっておらずいずれはっきりしてからお伝えするつもりでおりましたところ先に一部情報が漏れみなさまのご不信を買う結果になってしまいました.ですが決して我々内部の者らがガバガバ懐に入れようなどとは毛頭思っておりません.何らかの方法で皆様方に還元出来る最良の方法は何かを考えております.」

というのが筋だと思いますがね.

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06/03 ■(3/12b) Mozilla Japan を叱る

といっても筆者が叱っているわけではありません.Premier's Page メッセージボード 「452. ファイアーフォックス普及計画 Premier」2006/03/05 (Sun) です.ここに書いて有るとおり、折角のイベントで気運が盛り上がっているのに、Mozilla Japan のページはイベントの講演録ぐらい載せるつもりはないのか、色々反響があったのにそれに対して何の反応も示さない鈍感振りはどうでしょうと尻馬に乗って色々文句が言いたくなります.

「本家のドキュメントを翻訳したページを作成することで普及効果が無いとは云いませんが、すべて Mozilla Japan が日本人のための日本人による独自のサイトを構築するぐらいの発想がないと・・・。」
まさにこれですよ.今のところ、Mozilla Japan のページになんて見に行っても何もないので誰も見に行かないのではないのでしょうか.これから何とかしていこうという気概があるのでしょうか.

06/03 ■(3/12) Extension って?

「窓の杜とFirefoxとプラグインと拡張機能」- Mar 10, 2006 は Tabbrowser Extensions など多くの優れた Extension を出している作者のサイトですが、窓の杜だけが Extension をプラグインと読んでいることに怒っています.

Firefox でプラグインといえば、Java のプラグインだったり Flush のプラグインだったりで Extension とは明らかに違うので特に初心者は混乱してしまいます.
「英辞郎」で Extension を引くと

拡張{かくちょう}、伸長{しんちょう}、延長{えんちょう}、伸展{しんてん}
内線{ないせん}、内線電話{ないせん でんわ}(番号{ばんごう})
拡張子{かくちょうし}
公開講座{こうかいこうざ}、学外教育{がくがい きょういく}
《論理学》外延{がいえん}
増築(部){ぞうちく(ぶ)}、建て増し
拡張機能{かくちょう きのう}

でどう考えても「あるものを外に向かって延ばしていく」というニュアンスです.
一方、Plug-in も「英辞郎」で見ると

差込み口
プラグイン◆ソフトウェアの機能を拡張するために組み込む部品的ソフトウェアのこと。

「外のものをつけ加えて他のものとの関係を成立させるも」のという感じです.

Firefox の Extension は外の何かではなく Firefox 自身が外に延びていくイメージで、プラグイン は Firefox とは無関係の Java や Flush をそのプラグインで繋ぐことで機能を使えるようにするので明らかに違うものとして認識しているからこそ「拡張機能」とか「機能拡張」とか「拡張」と呼んで「プラグイン」とは言わないのが混乱を避けるためには一番良い方法だと思います.また、「検索エンジンのプラグイン」は「プラグイン」と呼ぶに相応しいですよね.外部の検索エンジンを利用するためのものですから.

では「拡張機能」なのか「機能拡張」なのか「拡張」なのかの用語の統一を Mozilla Japan 辺りがすればよいと言う考えもありますが、筆者はそんな統一必要ないと思います.
以前、英語で現代数学の入門書みたいなものを読んだことあるのですが、英語というのは同じ言葉の繰り返しを非常に嫌い、数学のように厳密に用語が定義されているはずのものでさえ出来るだけ言い換えようとする精神が生きていて、例えば「集合」のような数学用語が Group だったり Unit だったりでまごつくことがありました.
そう言う意味である幅を持っていても良いかなと思います.ただ、窓の杜のように「プラグイン」と呼ぶと非常に混乱しやすいということなので止めて貰いたいと思います.

筆者は Extension は「拡張」と呼びたいのですが、それは「拡張機能」ないし「機能拡張」だと一般名詞みたいに響くからです.勿論「拡張」も一般名詞には違いありませんが日本語では特別用語を作る場合漢字2文字の方がなじむのではないかと個人的には感じているからです.

関連リンク
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06/03 ■(3/11) Mozilla は何処からお金を稼ぐ(Mozilla の反応)

下の Blogs for Firefox - How Open Source Firefox Makes Money for Mozilla (Wednesday, March 08, 2006) の元の記事の中で語られている、Jason McCabe Calacanis がいわば暴露してしまったのか Mozilla サイドの反応がいち早く載っています.

  • まずは Mozilla Corporation の責任者、Mitchell Baker のブログ、 mitchell's blog - Mozilla Corporation, part 1 (March 08, 2006)、その記事のことなど素知らぬ顔で次の3項目を語っています.

    • Mozilla Corporation の雇用者
    • Mozilla Corporation の収入
    • その他

    1.はどの位の賃金を支払っているか総額でも示してくれればいいものの、「人数が40人で殆どが合衆国とカナダに居住し、合衆国はカリフォルニア在住が多くてこれは Foudation や Corporation が出来る以前からの人が多いからで、またカナダは Toronto 在住が多い.ヨーロッパやアジアから人を雇いたいが法的に今のところ困難で今後改善の必要がある」と言ったことを書いています.

    2.は問題の核心ですが、「Corporation は雇っている人に製品から得るお金で給料を払わなくてはならない.Firefox の検索機能がユーザーの便宜に寄与しまた数千万ドルのお金を得られるというのは幸福なことだ.まだお金になる他の機能があるのじゃないかと尋ねられても、答えは "We don't know. " だ.多分ユーザーを喜ばせ収入にもなる機能は検索バーだけだと思う.色々な機能を売り渡しユーザーではなく収入の方ばかり見ているブラウザというものを知っているが、我々はそういうことをするつもりはない.
    Firefox を "Google bar" と揶揄する人がいるけれど何故なのだろう.確かに検索バーの一番上は多くの言語で Google だが、日本語や中国語や韓国語版は Yahoo が先頭である.それに検索バーのエンジンはユーザーが自由に変更出来る.
    我々は人を雇わなくてはならないし、サーバー関係の費用だってアップデートや拡張に強固なものが必要で馬鹿にならない.お金がないとやっていけないのだ.蓄えを持つと言うことはそれだけ信頼を得ているからだと思う.もしユーザーのためにならないのなら収入も減らしていくつもりだ.
    将来は Mozilla Corporation や Mozilla Corporation の外にリザーブ・ファンドでも作りたいと思っているが非常に危険であるしお金のことを云々しているとコミュニティーをねじ曲げてしまうとも忠告を受けている.確かにそうだがお金が入ってくる以上何らかの有効な使い方を考えなくてはならない.」
    と言った感じのことが述べられています.一応記事の内容は認めるけど収入の詳細は語らないといった態度を貫いています.それに数千万ドルというと日本円で数10億円で稼ぎすぎという非難をかわしたい感じです.実際、たくさんのボランティアに支えられながらこれだけの実入りがあるブラウザはいい商売だと上に挙げたリンクの Jason McCabe Calacanis は語っているからです.
    なぜ明らかにしないのでしょうね?筆者は Mozilla がどれだけ稼ごうと一向に構いませんがボランティアでやっている人々はかなりの額の収入があるということに複雑な思いがあるのではないでしょうか...
    3.は省略.

  • もう一つの反応はいつもの Mozilla Europe の責任者 Tristan Nitot のブログです.Standblog - Le projet Mozilla et ses revenus (mercredi 8 mars 2006) です.
    Firefox は7千2百万ドルをもたらす とあるのでそのニュースソースはどこか見ると ブログ Technoogle だという.そこに行ってみると今度はと Jason Calacanis の文 で読んだという.で、そこに行くと「単なる噂」と書いてあるではないか.これはプロのジャーナリズムに関してブログと Web2.0 の限界ではないか.

    とは言えその噂を耳にしてしまったのだから本当のところを知りたくなって Mozilla Fundation と Corporation の人たちに聞いてみた.数字は間違いで桁数は合っている.というのが事実と言うことだ.」
    この記事もっともっと続くのですが以降は明日気が向けばと言うことで...

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06/03 ■(3/10) Mozilla は何処からお金を稼ぐ

Blogs for Firefox - How Open Source Firefox Makes Money for Mozilla (Wednesday, March 08, 2006) です.非営利団体の Mozilla Fundation は財政的面で一体どうやって運営が出来るのだろうか.AOL から手切れ金として貰った財団の当初お金の運用と寄付とかTシャツの売り上げだけで本当にやっているのだろうかというのが素朴な疑問です.このブログでその一部が明らかにされたとしています.当初のお金は確か200万ドルだったと思います.それを年利5%で運用しても10万ドル、日本円で1千万円、これで正規の雇用者が40人じゃやっていけるわけ有りませんね.
以下抄訳です.

「私はいつも次のような疑問を持っていた.
  • どうやって Firefox を無料で出すことが出来るのであろうか?
  • Firefox を出すに当たってどうやってお金が入ってくるのであろうか?
寄付や無料奉仕でやっていると自分で納得していた.しかし以下のような記事を読み謎が少し解けたと思う.

『 Mozilla Corp. は Firefox で数百万ドルのお金が入ってきているという事実を認めた.だがその詳細は明らかになっていない.

その内容は非営利法人の Mozilla Fundation の子会社で営利企業の Mozilla Corporation が7千2百万ドルの収入を得ているというものであった.その主な部分は Google がブラウザの右上隅の検索バーに支払っているものである.

Mozilla Corpolation の最高責任者の Mitchell Baker はあるE-メールの中で「金額が正確というわけではない.桁数についてはいいだろう.一般に Mozilla Corpolation は収入に関して喋るつもりはないし、詳細はパートナー企業と公表しないと合意している.」と語っている.

Weblogs Inc.の Jason McCabe Calacanis の話によると検索結果をクリックするたびにお金が入ってくると言う仕組みになっているのではないかということである.』

[記事:CRN | Browsers, Internet, Open Source | Mozilla Confirms Firefox Taking In Millions Of Google Dollars]

Mozilla が寄付とボランティアだけでやっているのではないと分かって一安心だ.」

そう言うことのために Mozilla Corpolation を設立したのですね.多分そうするようにし向けたのは Google の様な気がします.でアジア版はいわば Yahoo に売り渡したと言ったところですね.

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06/03 ■(3/9) IE 7 とは.インタビュー

Le Monde - "Internet Explorer 7.0 sera beaucoup plus sûr que la version actuelle", entretien avec David Aronchick, Senior Product Manager pour Internet Explorer (06.03.06) はマイクロソフトの IE のシニアプロダクトマネージャーの David Aronchick に対する Le Monde のインタビューです.
以下全訳.

IE 7 の開発で優先事項は何ですか?

David Aronchick: IE 6 もセキュリティーに充分注意を払って制作しましたが、IE 7 は勿論充分にその面を最重要課題としています.更に、Windows での使いやすさや統合といったことにも注意を払っています.このバージョンのために200人のスタッフが1年以上も携わているのです.

IE 7 はずっと安全にナヴィゲーション出来ると保証出来るのですね?

IE 6 がリリースされたとき攻撃も今より単純なものでした.フィッシングと呼ばれるもの一つとりあげても今じゃますます攻撃は複雑になっています.テクノロジーに留まらず、悪意を持った人物がユーザーを危険なサイトに誘導してしまう.IE 7 はこのフィッシング対策を講じているのです.勿論セキュリティー問題がこれで全て片づいたというわけでは有りません.セキュリティー対策は決して留まることのない長い旅のようなものですから.それに我々はユーザーの協力も仰がなくてはなりません.

それでも IE は攻撃をたくさん受けるので Firefox を選ぶ人が多いですが...

まず、 IE 7 は現行のバージョンのものよりずっと安全になるということを言いたいです.次に、一番人気があるブラウザが一番たくさん攻撃を受けると考えるのが自然でしょう.我々の競争相手も人気が出てくれば同じ問題に遭遇しますよ.

マイクロソフトはセキュリティーホールの修正パッチをしょっちゅう出していますがバージョン 7 でも相変わらずそういった具合ですか.

セキュリティーこそが新しいブラウザを作るに当たっての最優先事項なのですから、まずセキュリティーホールの数そのものが減少します.それだけではなく新しい脅威に対しても警戒おさおさ怠り有りません.

Firefox の幾つかの機能をコピーしているように見えますが、例えばタブの機能とか...

我々はユーザーの意見に良く耳を傾けてユーザーの望むようにしただけです.我々の目的は出来る限り良いブラウザを作ることです.ブラウザの市場は競争が激しいですからそのダイナミズムを受け入れなくてはなりません.

IE 7 は MSN の検索サイトにさえ行かずにブラウザから直接検索出来ますね.ユーザーに競争相手の、例えば Googlebar の様なものは使わないでいて貰いたいですか?

先ず第一に我々は特定の検索エンジンを載せていないということが重要です.第二に IE は今まで検索バーのような他のソフトとは互換性がありませんでした.インターネット利用者が我々のブラウザを使い続け更にユーザー自ら好みの機能を追加することを望みます.」

IE 7 は誰もが使えるわけではなく WinXP SP2 か Vista の使用者しか使えないのに、IE 7 の安全性を IE 6 との比較で語ると IE 7 の恩恵に当分は浴すことの出来ない人々は Firefox に乗り換えるのじゃないですかね.
IE 7 を良いものにすればするほど、また大したものでなければないで Firefox のユーザーが増えるという自己矛盾から抜けられませんね.

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06/03 ■(3/8b) メモリーリークの話

Indistinguishable from Jesse - Memory leak progress (Mon, Mar 6, 2006) でメモリーリークの修正の進展状況を報告しています.Bugzilla のバグナンバーを挙げてそれぞれ説明していますが専門的すぎるしとても筆者の手に負えるものではありませんのでおおざっぱなことだけ書きます.

大体大きなものは修正されたようですが1つだけ残されているのは Gmail のメモリーリークで Ajax の XMLHttpRequest が問題らしいと見当を付けているが Google 側では XMLHttpRequest objects は使っていないということで未だ原因究明中みたいです.

David Baron の leak-gauge というツールを使ってまだメモリーリークが有るか報告を促しています.このツールを使って今のところ19人から30のメモリーリークが報告されているそうです.

その他は Firefox 本体と関係なく、幾つかの拡張に原因があるといっています.問題の拡張は、Session saver、NoScript、IE Tab、そして FlashGot と Filterset.G Updater の組み合わせということです.そのうち、NoScript は既に修正完了で同じ作者が FlashGot の修正に取り組んでいる最中とのことです.

これ以外の大量のメモリー消費に就いては MozillaZine Fourms: Memory usage FQA(このページは えむもじら 「メモリ使用量スレッド FAQ」2006年2月7日(火) に全文翻訳があります.)や MozillaZine KB: Reducing memory usage. 参照するようにということです.この後の方は例のキャッシュメモリーシステムのことが書いてあります.キャッシュメモリーシステムについては、(1/9) メモリー喰いの Firefox で別のページの翻訳をしましたので参考にしてください.

06/03 ■(3/8) OpenOffice.org は10年遅れている?

とマイクロソフトは言っているそうです.Slashdot - MS Thinks OOo is 10 Years Behind (Monday March 06) が伝えています.この宣言があるというページは何故か現在繋がりません.Firefox も以前はこういった具合に口汚く罵られていました.OpenOffice.org もシェアーをもっと延ばしてくればそう言うこともなくなるでしょう.

この記事の下の方に皮肉たっぷりの書き込みがあったので紹介しておきます.

「私はまだ MS Office97 を使っているけどまったく不便を感じない.でも来年には OpenOffice.org にアップグレードしておこう.」
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06/03 ■(3/7b) 優秀なブラウザはどれ?

SurveyWare で一番優秀なブラウザはどれかの投票を行っています.ページの左側です.選択肢は Oper、Safari、Internet Explorer、Netscape、Firefox でチェックして Vote ボタンを押すと結果が見られます.一度投票すると Vote ボタンが View Results に変わり連続投票は出来ないようになっています.
尚、下の世界地図をクリックすると地図でどの地域から投票したかとプロバイダー名が記録されているのが分かります.

それで結果を見ると Firefox がダントツの50%でトップです.大挙して Firefox ファンが駆けつけたと見るしか有りませんね.

06/03 ■(3/7) タブの使い方

とちょっと妙な題名ですが もじらかけら 「タブブラウジング」2006-03-03 を読んで驚いてしまいました.

タブを履歴代わりに使っているという人々がいるという話です.こういう使い方をする人(タブ=履歴タイプ)にとって各タブごとのメモリキャッシュは余計なことになってしまいます.どんどん右、あるいは左に開いていくタブにフォーカスが移りそれが一番新しいもので、アクティブでない連なったタブが履歴となるので余計なメモリーの消費は避けたいところです.

一方「普通」の概念だとタブはタブブラウザで無ければ新しいウィンドウで開かれるべき所をタブで開く(タブ=ウィンドウ)の人にとってはメモリキャッシュは有り難いことです.

筆者は(タブ=ウィンドウ)ですが新しいタブはマウス中クリックで開き、普通の左クリックは現行のタブが新しいページに置き換わる様にしています.また新しいタブは現行のタブの直ぐ右に開き、フォーカスはそれに移り読んだら直ぐ閉じてフォーカスは元のタブに戻るように設定しています.いわば中心のタブに対して子タブを開くという形です.(タブ=ウィンドウ 親子派)といったところでしょうか.子タブは直ぐに読み終わらない様な場合は閉じずに残して起きますが、こうして残った子タブは時間が経つと親子関係が薄れて独立した感じになっていきます.筆者はこの使い方が一番使いやすいのですが他の人が使うととてもやりにくいといわれてしまいます.

筆者はタブ関係は全て Tab Mix Plus で設定しています.今度受賞した Séparé という拡張は筆者の使い方にはぴったりです.
ナヴィゲーションの根幹であるタブも人それぞれ使い方が違うので本体のデフォルトのタブの設定は出来るだけ緩やかにして細かな設定は全部拡張にやって貰うという現在のあり方が一番いい感じですね.

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06/03 ■(3/6) Mozilla Update の日本語版

昨日 Firefox Hacks 翻訳日記 「 ファイアーフォックス普及計画」2006/03/05Mozilla Update の日本語版を作るという提案に賛成の旨書きましたが、

えむもじら 「 ファイアーフォックス普及計画」2006年3月5日(日) でも同じ問題採り上げ、「本家のサイトを丸ごと日本語にすれば良いというものではないと思います。Firefox の潜在的ユーザが拡張機能をインストールする際にどういう点で問題を感じているかを慎重に分析してみる必要があるでしょう。」と Mozilla Update の日本語版がどういうサイトでないと有効ではないかを書いています.
Mozilla Japan は記述されているようなページをつくるべくすぐにも行動を起こして貰いたいと思います.「なぜ日本では Firefox が普及しなく、普及するようにするにはどうすればよいか」という宿題を課されているのですから、その答えの手始めとして Mozilla Update の日本語版を急いで立ち上げて貰いたいものです.
世界に、日本、ヨーロッパ、中国と3つしかない Mozilla のローカル組織として、その日本がシェアーが最も低いという汚名をそそぐべくすぐにも立ち上がって欲しいです.

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06/03 ■(3/5c) ファイアーフォックス普及計画

Firefox Hacks 翻訳日記 「 ファイアーフォックス普及計画」2006/03/05 で「なぜFirefoxは日本では普及しないのか」という大分盛り上がった話題の、Mozilla Japan 第 2 回セミナーと Mozilla Developer Meeting での該当箇所の事実関係が書いてあります.巷に流布されていることとそれほどかけ離れてはいないようです.

しかし本題は「では、どうすれば Firefox の普及率を上げることができるのか?」で、Spread Firefox の日本語版を作成するとか持ち上がっている提案やその問題点が指摘しています.更にこのブログの主催者(読んだ感じでは Mozilla Japan の人みたいです.違っていたら失礼)の提案、

これは筆者も以前 (10/14b) 嬉しいメール で提案しましたが、「Mozilla Update の日本語版」を作ると言うことが書いてあります.筆者はこの案に大賛成です.「IE7 が出た後を考えると、Firefox が優位に立てるウリの一つは拡張機能の豊富さだろう。しかし、インストールや拡張を捜している時に英語ページに行く必要がある、という点が普及の阻害要素になっているようだ。」という指摘もその通りだと思います.例えば Mozilla Europe には Geckozone という「Mozilla Update のフランス語版」あり(これは Mozilla Europe が直接開いているサイトかどうか分かりませんが)、各拡張のページには何語版があるかなども分かるようになっています.ヨーロッパの場合はヨーロッパの各国語ということも留意が必要ですがその点は日本の方が日本語ロケールが入っているか、日本語だけの版を扱えばよいので遙かに楽で、早急に実現すべきだと思います.

06/03 ■(3/5b) Firefox シェアー

昨日「Firefox の日本での普及を妨げるもの」として筆者の考えを出来るだけブラウザから離れて一般的な形で述べましたが、もずはっく日記 「シェアについて」2006年3月5日 はブラウザというものに即して書いています.

「日本ではFirefoxよりもThunderbirdの方が人気があって、欧米とは対照的らしい」なんて始めて知りました.「様々な要因があってシェアが伸びていないとは思いますが、あえて最大の原因を挙げろと言われると、私は『日本ではブラウザという市場自体が消え去っている』を挙げます。」という指摘はとても新鮮な見方で割と長文ですが是非一読して頂きたい文章です.

筆者はまったく存じ上げず間違っていたらで失礼しますが、このブログの主催者の方は Mozilla 開発に携わっておられる技術者のようです.
一般に技術関係の人はどちらかというとテスト進行中の開発内容をあまり一般の人には分からないような書き方をすることが多いようですが偶にこういう文章を書いて貰うと有り難いです.

06/03 ■(3/5) Crohn Life

Crohn Life が諸事情のため今後更新を3月4日以降は行わないと発表しています.誠に残念なことです.

こちらのサイトは当方の「あれこれ」が未だ殆ど無名で知り合いからしか訪問ががない頃いち早くリンクを貼ってくださりそれを契機に飛躍的にアクセス数が伸び、とても感謝をしているサイトだけに残念です.サイトそのものは残して下さるそうで、多くの拡張、テーマが充実していて、それらを探す日本の Firefox、Thunderbird ユーザーには欠かせないサイトです.いつの日にか復活をいて貰いたいサイトの一つです.

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06/03 ■(3/4b) Firefox の日本での普及を妨げるもの

は何だという議論が Mozilla Japan セミナー開催以来行われています.

筆者の考えを述べてみます.それはこの400年の間培われたこの国の精神構造であると思います.平たく言えば「長いものには巻かれろ」ですね.その一つが広い意味での既得権益の防御です.今使い慣れているものが有ればその使い慣れていると言うことが既得権益(即ち「長いもの」)に当たります.誰しも新しいものを受け入れるかどうかの際は悩みます.でも新しい方に移ると決める瞬間は「えいっ」と一飛びします.必ずどこかでその冒険がつき物なのです.ところが「長いものには巻かれろ」精神はそれを嫌がります.回りがみんな変わってしまったら致し方なく移るのですが、その時は「えいっ」と声を出すほど敷居は高くなくなっていて逆に俺一人でも頑張るぞと流れに逆らうことの方が気合いがいるかも知れません.
それでいて驚くほどこの国の人は「変革」「改革」という言葉が好きですがそれはどこかの誰かがやってくれて決して自分だけは「えいっ」の気合いを入れなくて済むという限りにおいて好きなようです.
では現状に満足していない場合はどうかというと現状を変革するという創造力、想像力が欠如しています.とにかく現状が「長いもの」なのです.創造力、想像力を働かせようと言うこと自体が「えいっ」とかけ声を必要とすることですがそんな疲れることはしないに越したことはないう精神構造でしょうか.
インターネットを見ている大部分の人の知識がなさ過ぎるというのは知識を得ようとする「えいっ」が無いと言うだけの話でこれも同類に過ぎないと思います.

もう一つは葵の紋でしょうか.葵の紋の印籠を出されればへへーっとなってしまう.ブルーの「e」マークは葵の紋ではないのですがね.昨日のスラッシュドット ジャパンに書いてあって思わず吹き出してしまいましたがあの御紋章は「インターネット」のことだと思っている人がいるのですね.
ただしこの30年ぐらいで葵の紋の印籠の御威光はさすがに400年も経つと地に落ちた感がありますが、そこで何が起こるかというと全ての相対化でそれでいてその中で自己を保つことの危うさしか残らない状態です.

この国の精神構造の歴史は400年ごとに変化していると思っていますが現在はまさに耐用年数が尽きた感があります.この最近以前なら都会で起きた異常事件がみな地方で起きているということは一昔前は都会でうまくいかなかったら田舎に帰って百姓でもすればなんとかなるという田舎がもう存在しないということ、耐用年数がこの国の隅々まで切れてしまっていることを表しているように思えます.

と言うわけで筆者は「長いものに巻かれろ」精神構造はもう終局に来ていて、確かに世界でシェアーが最も低いアジアの中でも最も低い日本の Firefox のシェアー4%ですが、上に書いたような精神構造の中でよくまあここまで来たなあと感心しているし今後もっと延びることが大いに期待出来る数字だと思います.

06/03 ■(3/4) IEで見る - 変化の時間(トキ) #4

連載の3回目を (12/16) WEB制作者の視点で「これは是非」という拡張機能 で紹介して、今回が最終回だそうです.
変化の時間(トキ) #4 - なんだかんだいってもIEで見ることも必要なわけで伊藤学(STUDIO Freesia) です.題名の通り、「IE Tab」を中心に IE 対策など書いてあります.毎回同じことを繰り返していますが、この連載はまだ Firefox を導入していない人に Firefox を紹介するのに最適だと思います.知的で上手な文章で非常に要領よくまとまっていて Firefox の良さがよく伝わります.

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06/03 ■(3/3c) 拡張コンテスト結果発表

各賞受賞作品が決まりました. Extend Firefox Contest で発表しています.

グランプリ受賞作品は以下3作品です.

  • 最優秀新拡張賞(Best New Extension Overall)
    Reveal
    by Michael Wu
  • 最優秀アップグレイド拡張賞(Best Upgraded Extension)
    Web Developer
    by Chris Pederick
  • 最優秀1.5機能使用賞(Best Use of New Firefox 1.5 Features)
    Firefox Showcase
    by Josep del Rio

一番上のリンクだけ作者のページにしましたが、スクリーンショットがあるからです.
一番上と3つ目はサムネールを出す拡張ですね.Firefox 1.5 で導入された Canvas が内部で使われているからでしょうか.グランプリ以外も幾つか賞が出ています.

06/03 ■(3/3b) Firefox 日本での市場シェアー

昨日 Mozilla Japan の主催するイベントが開かれたとか.その中のに Mozilla Corportaion の人の講演があってその内容が RBB TODAT 「Mozillaとは「インターネットに選択肢と革新をもたらすための全世界的な努力」」 で紹介されています.

この中で日本の Firefox のシェアーが4%であると.その少ないシェアーを延ばすために日本では Google より人気のある(筆者:人々は知らないだけだ!) 「Yahoo! Japan とパートナーシップを結び、Yahoo.co.jp 経由での Firefox の配布や、検索ボックスに Yahoo! Japan を含めるなどの施策が実施されている。」と言う方針をとったこと.また「今後も日本向けのマーケティング活動を強化していく」というのが目新しいニュースです.

Firefox 日本語版を取りに行くぐらいで影の薄い Mozilla Japan ですがここの主催するイベントというのはこれが始めてではないでしょうか.Mozilla Japan 「イベント情報」 をみるとやはりそうですね.これは大変な進歩だと思います.ある筋から聞いたところでは Mozilla Japan はスタッフが少なく 「Mozilla おたく」の苦情処理に忙殺されて何も活動が出来ないとか.Firefox の日本でのシェアーが延びないのは Mozilla Japan がしっかり活動していないから等とは言いません.今後もイベントの開催等ますます頑張って貰いたいものです.

06/03 ■(3/3) Firefox、標準、Web の未来 (最終回)

これが最終回です. Standblog - Firefox, les standards et l'avenir du Web : l'indépendance du projet Mozilla(mardi 28 février 2006) 題名は「Mozilla プロジェクトの独立性」です.実は原文では全部で5回シリーズで1回目は序文なのですが割愛していました.その割愛した序文の内容をざっと先に書いておきます.

「次のような質問を受けた.
Firefox は今や押しも押されぬブラウザーとなったが、HOME Page は Google のページでまた Googlebar 等を考えると Google の商業戦略に乗せられているのではないか.Mozilla としての独立性はどうなのだろうか?」
それへの返答という意味で以下を書いていくことにする.
市場の重要性
Google との関係の歴史
パートナーの援助
Mozilla プロジェクトの独立性

で、以下は最終回「Mozilla プロジェクトの独立性」の要旨です.

「前回述べたように Mozilla プロジェクトは互助的な協力の下に成り立っていて、指導部もそのことは良く理解している.

しかしちょっとだけ最悪の事態を想像してみよう.もし Mozilla プロジェクトが開発を止めてしまうと言う想像である.これは実際にマイクロソフトが2001年から2004年の間行ってきたことだ.もしそうなら何が起こるだろうか?たちまち有志が集まってグループを結成して Firefox のコードを集めて新しいバージョンを作ろうとするだろう.

  • 2003年7月に AOL/Netscape は開発を放棄した.Mozilla Foundation が結成され14ヶ月後には Firefox 1.0 がリリースされた.
  • その少し後、Mozilla Foundation は Firefox と Thunderbird を重視して Mozilla 1.7 の開発を放棄した.何人かの技術者はそれに従わず、Mozilla の協力の下に2006年1月には Seamonkey 1.0 をリリースした.

言い換えれば Mozilla のコードは(MPL-LGPL-GPL のライセンスの下に)解放されていると言うことだ.開発のリーダーシップが無くなると誰でもそれを使って別なものを作ることが出来る.それをオープンソースの世界では Fork (分岐)と言っている.Mambo の Fork が Joomla である.問題が起きて Mambo の開発者がみな Mambo から出ていき Joomla を作った.

更に Gecko (Mozilla プロジェクト)ベースのブラウザが多く作られていることも注目しよう.Gecko は決してて Mozilla Corporation の専有物ではないのだ.

  • K-meleon  Windows 用の軽いブラウザ
  • Camino  OS X 用の軽いブラウザ
  • Seamonkey  Linux、Windows、OS X 用のブラウザ
  • Galeon / Epiphany  合併した GNU/Linux のブラウザ
  • Flock  "social"と呼ばれる OSX、Linux、Windows 用のブラウザ.現在未だベータ版.

このようにたとえ Mozilla の指導力が無くなったとしても Firefox の存続には支障を来さない.私企業の開発が5年もの間止まってしまったのとはわけが違う.そして Mozilla Corporation は『インターネット上で選択と革新を可能にすること』と言う使命を熟知している.

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06/03 ■(3/2d) Firefox 3 は大きく変わる

ITpro Enterprise 「2007年登場のFirefox 3は大きく変わる、モジラ社幹部語る」2006/03/02 で Firefox 2、 Firefox 3 がどう変わるか簡単に報じています.

Firefox 2 は見た目のインターフェースが大分変わるようです.詳しくは えむもじら 「Firefox 2 での UI 変更」2006年3月2日 またこの記事にはありませんが、ブックマーク関係の Places とか グラフィック関係の Cairo とか詳しいことはよく分かりませんが導入されらしいです.Places に関しては 朝顔日記 「Places がやってきた」2006-02-16 を参照してください.
Firefox 3 は Gecko エンジンそのものが変わり、JavaScript2 が搭載されるとのこと.これも聞いたこと無い.「外部スクリプト言語として Python や Ruby などを使えるようにする」のだそうです.

06/03 ■(3/2c) ブラウザの安全性

下の下の記事でブラウザについての同様な分析を誰かやらないかなと書きましたが CNET - Browser bugs, a year-around bite (February 23, 2006) によるとカリフォルニア大学バークレー校でそれが行われていました.但し2004年に関してですが.

Scanit と Secunia の報告に基づいての分析だと IE6 はこの年1年の中 358 日はパッチの当たらない危険な状態にあったと言うことです.Opera は安全日が 300 日、Firefox の安全日は 339 日で一番安全なブラウザだったと言うことです.

ほらね、Firefox の安全性は神話ではないのです.

06/03 ■(3/2b) Google がもう勢いがないとか

普段経済関係のことなんかさっぱり分からないのですが昨日偶々TVのニュースでナスダックの株価が下がりその原因に Google があって、今までの破竹の勢いも鈍化してきたことが分かったからだそうです.そこら辺りの Google がいかにも大変そうだという分析が CNET Japan 「グーグルが抱えるこれだけの問題--成長減速は「想定内」か」 に掲載されています.

経済音痴で大体我々は Google から何でも無料のサービスを受けてて、何処からあんなにお金を得るのか不思議に思っていたぐらいでよく分からないのですが、勢いが無くなったと言っても赤字に転じたわけではなく利益の伸び率が下がっただけでまあ当分の間は金持ちであることに変わりありませんね.

06/03 ■(3/2) WindowsXP、Mac OS X 安全性

今日は「Firefox、標準、Web の未来(その4)」最終回を予定していたのですがこれは明日に回します、といちいち断るのは(その2)、(その3)に Crohn Life からリンクをして貰って非常に多くの方に見に来て頂きひょっとして次回を期待する人がいるかなと思ったからです.そんなことないか.
それはともかく CNET Japan 「WindowsとMac、安全なのはどっち?--ZDNet.comブロガーが数字で検証」2006/03/01 を見つけたたからです.
Mozilla もいつも報告を受けている Secunia の2年間の報告 をWindowsXP と Mac OS X について弱性の数とパッチが当たったかどうかでまとめています.表の見方は表の下にあるので分かります.

安全と言われた OS X もパッチが当たっていないのが2つもありますね.一方 XP は1年も放置のものがあります.以前から繰り返していますが、プログラムというものは必ず脆弱性がつき物で、問題は発生した脆弱性の数ではなく、如何に素早く穴が塞がれるかということが安全かどうかの基準です.発生ではなく、素早いパッチなのです.どの OS が安全か、どのブラウザが安全かはそれで確かめるしかありません.

IE、Firefox、Opera、Safari で同じような分析を誰かやってくれると良いのですが.そうすれば Firefox の安全性が証明されるというものです.誰もやらないのはご贔屓ブラウザが負けてしまうのが怖いからなのかな?昨年からの感じでは Firefox の修正はとても速いように感じますが.どうなのでしょう.しかし、Opera や Safari に脆弱性が発見されたというニュースを聞いたことありません.多分シェアーが小さいのでニュースバリューが無いと言うことだけだと思います.

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06/03 ■(3/1) Firefox、標準、Web の未来 (その3)

今回は止めるかも知れないと昨日書きましたが、 Standblog - Firefox, les standards et l'avenir du Web : l'aide des partenaires(lundi 27 février 2006) 3回目で「パートナーの援助」は幾分面白いので載せることにしました.
ざっと要旨だけです.

「Firefox は2005年末で、自働アップデートを含めないと1億5千万のダウンロードがありユーザー数は5千万と推計される.これだけのソフトウェアーが従来の企業中心の商業ベースとはまったく異なるやり方で進められてきたのだ.

収入は全て開発経費に回されている.経費はサーバーの管理費とか一部の人件費である.それが可能なのは非常に多くのアマチュア、ボランティアに支えられてきているからである.人的構成を示してみると以下のようになる.

  • Mozilla プロジェクトが雇用している人、約40人
  • 140人のフルタイムで働く協力者(雇用されている人もいる)
  • 800人のプログラム関係の協力者
  • 現在実現しているのは35カ国語だが約100カ国語への翻訳関係の関係者
  • 1万人のナイトリービルドの協力者と10万人のベータ版のテストをしてくれる人々(両者は混ざり合っている)
  • 10万人の SpreadFirefox を通しての宣伝活動をしてくれる人
  • 人数は不明だが、約1000ある拡張の制作者

Opera が270人(記憶なので正確ではない)を雇用しているのと比較して貰いたい.

Google は Mozilla プロジェクトのために何人かの技術者を雇用している.また Google Toolbar のどで協力してくれている.確かにメディアの寵児 Google は目立つが Google ばかりが協力者というわけではない.2003年の7月までの何年かは AOL の世話になった.現在では恐らく IBM の技術者の方が Google より人数が多いはずだ.その他に、Red Hat、Novell、Sun などの技術者がフルタイムで協力してくれている.

アジアでは Yahoo の方が Google より人気があるため検索エンジンのトップや HOME Page は Yahoo の協力を仰いでいる.Firefox を広めるためこのように様々な企業から協力を受けているのだ.

では何故 Yahoo、Google、IBM、Sun、Red Hat、Novell それにおびただしい数のボランティアが援助してくれるのだろうか.奇妙かも知れないが答えは簡単である.誰もがよりよいブラウザを求めているからだ.

  • ポータルサイトを提供する企業にとってブラウザが強力で信頼が置ける方がもっと面白いサービスが提供出来るからである.何年もの間 IE の開発が止まってしまったと言うことはこれらの企業にとって問題であった.マイクロソフトが MSN、Spaces、Office Live などで Web サービスに乗り出して来た今となってはますますマイクロソフトに従属してしまうのは面白くないことである.
  • IBM の様な企業にとって自社の XML 技術を使ってサービスを提供するにはそれに対応した Firefox の様なブラウザが必要なのである.
  • Red Hat や Novell のように Linux を提供している企業はブラウザを必要としている.現在 Linux 用のブラウザは Firefox しか存在しないのである.また、まだ相当の OS/2 ユーザーのいる IBM も同様にブラウザが必要なのである.
  • Web の利用者もブラウザを必要としている.IE の停滞の間インターネットは変化していたのだ.ヴィールスやスパムやスパイウェアーやポップアップなど脅威が増大し、肯定的な面では CSS の進歩、SVG や XML の到来といった技術の進歩がある.しかしそれらに対処、対応したブラウザがないためインターネットの進歩は阻害されていた.

ブラウザに関して競争がなければ技術革新はないと私は考えている.Web というものは文化や創造力やコミュニティーを共有しあえる凄い道具なのである.それが特定の企業の独占の元にあると言うことは許し難いことである.昔クレマンソーは『戦争は軍隊に任せるには重大すぎる』と言ったがそれをもじれば『Web は1独占企業に任せるには重大すぎる』と言うことである.」

こうして見るとマイクロソフトの失敗は IE のシェアーを70〜80%位に保ち、技術革新の競争相手を残り30%未満に残しておけば良かったと言うことですね.昨年の秋頃から Firefox を不快な虫であるかのような存在から正式な競争相手として遇するようになったのはそう言うことに気づいたのかも知れません.

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